星取り表を導入する

どうも最近、書くことへの欲望が希薄になってしまい、その日に見た映画の題名を列挙するだけの日々が続いている。にもかかわらずこのサイトを見て下さっている方々には本当に申し訳がない。題名だけ書くのも芸がないので、3/1の分から星取り表を導入することにする。少しでも皆さんのご鑑賞の参考になれば幸いである。日本では5点満点方式が一般的のようだし、私も映画美学校映画祭星取り表ではそうしたのだが、欧米では4点満点方式の方が普通みたいなので、グローバル・スタンダードに従うことにする。以下、★★★★=マスターピース、★★★=必見、★★=一見の価値あり、★=金返せ、とする。「金返せ」というのはもちろん比喩的な意味で、金を払わずに見た作品(試写会その他)に関しても適用される。なお、仮に友人、知人、恩人の作品であっても手加減はしないので、こうした範疇に含まれる方々はもし★がついても気を悪くされないようにお願いする。なお★★は決して悪い作品ではないので誤解されないよう。現代において「悪くない」というのは、それだけで美徳である。ぜひ見ることをお勧めする。★★以上は筆者が擁護する作品、★はそうでない作品、ぐらいに御考えいただきたい。また人間そう年がら年中、★★★★の作品を見てばかりいても脳が腐るので、ぜひとも★の作品も積極的に見られたし。駄目な映画を見ることによっても、見る力は養われるものだ。ちなみにこの企画は筆者が飽きるまで続けられる。

a)『犬猫』(井口奈己)★★★