バスター・キートン

目白で映画誌。前回、前々回と二回もサボってしまった。今日のお題は「ギャグの映画史(3)」。「笑わぬ喜劇王」バスター・キートンを中心に。19世紀の奇術師ロベール・ウーダンからジョルジュ・メリエス*1とハリー・フーディーニ(フーディーニHoudiniという芸名はウーダンHoudanにちなんだものであり、キートン一家と一座を組んでいた彼は「バスター」の名付け親でもある)を経由してキートンに到る流れをざっと図解してから、まず『即席百人芸』(キートン)の元ネタである『一人オーケストラ』(メリエス)を見、フーディーニに関するテレビ・ドキュメンタリーを見、さらにキートン映画名場面集を見終えたあたりで終了のチャイムが鳴る。さらに30分延長して「それ自体、優れたキートン論でもある」晩年の短編『The Railrodder』を最後まで見て今日はお終い。

*1:メリエスはロベール・ウーダンの創始した劇場を買い入れ活動拠点とした。