ロイドから成龍へ

目白で映画誌。今回のお題は「ギャグの映画史(4)」としてハロルド・ロイドを取り上げる。『要心無用』の有名なビルの壁登り(と時計台ぶら下がり)のシーン(私も高所恐怖症なので、この場面はいつ見てもハラハラさせられる)、とその種明かし(実はこのビルは建物の屋上の上に建てられたセットで、それが分からないようなアングルから撮影されている)、晩年のロイドのインタビューなどを含むドキュメンタリーを見てから、『猛進ロイド』のクライマックスからラストまでを見(路面電車の使われ方が素晴らしい)、ロイドの後継者としてジャッキー・チェン(私はキートンの後継者だとずっと思っていた)の『プロジェクトA』と『ポリスストーリー香港国際警察』からの抜粋をいくつか見て今日はお終い。


a)『Notre Musique』(ジャン=リュック・ゴダール)★★★★