やっぱポルトガルいいねー。クリスティアーノ・ロナウドよかったねー(あのうれしそうな顔)。このチームはもうちょっと見ていたいので、ぜひこのまま決勝まで行ってもらいたい(でも難しいか…)。
うわーブラジル負けちゃったよ…先制点入れられてからいつもの冴えと笑顔がなくなっちゃったね(何かフロイト的なものが…)。今日もジダンは絶好調。この調子で行くと決勝はドイツ対フランスかね。うーんつまらん。
やはりここはひとつポルトガルにがんばってもらわねば(でもフランス勝つんだろうね)。
a)『チューブ博士の狂気』(アベル・ガンス)★★★
『ほほえむブーデ夫人』(ジェルメーヌ・デュラック)★★
『バレエ・メカニック』(フェルナン・レジェ)★★★★
『幕間』(ルネ・クレール)★
『純粋映画の五分間』(アンリ・ショメット)★
『貝殻と僧侶』(ジェルメーヌ・デュラック)★
『塔』(ルネ・クレール)★★
この程度で「前衛」を名のれた20年代のフランスというのは実にのどかであったのだなというのが「フランス前衛映画」を見ての感想(ただしフェルナン・レジェは別)。彼らよりバスター・キートンのほうが遥かに前衛である。しかしスローモーションを多用したアヴァンギャルドが大抵つまらないのはなぜか。ガンスは真の「前衛」が「バカ」の同義語であることを身をもって示しているところが感動的。この数年後、彼が『鉄路の白薔薇』を撮ることになろうと当時誰が予想しただろう。こうした凡庸さの風土に置いてみると『アンダルシアの犬』のブニュエルと『水の娘』のルノワールの才能が当時にあってさえ段違いだったことがわかるのだが、はたして同時代人たちはその差異を触知しえただろうか。