a)『紅の流れ星』(舛田利雄)★★
『不壊の真珠』(清水宏)を見るつもりで駅に行くと、京浜東北線が人身事故でダイヤが乱れ、かなり焦る。時計とにらめっこしながら電車に揺られ、何とか十分前には東京駅に着き、そこから猛ダッシュして上映開始一分前にフィルムセンターに到着すると、そこには無情にも「受付終了」の札が…(絶句)
…汗びっしょりなので、そばのドトールで涼む。読書が捗る、捗る。このまま何も見ずに帰るのも悔しいので、再びフィルムセンターに戻ると、サンドラ3号ことCくんにバッタリ会う。ついさっきまで秘密試写をやっていたとのこと。タイトルを聞いて悶絶する*1。そういうの呼べよコノヤローとか思いつつ、飲み会に誘われたので行くと、階段ですれ違った参加者の一人にCくんが会釈するので、誰かと思ったらシネフィルで知られる俳優のNさんだった(全然気づかんかった)。で、「映画秘宝」な濃い雰囲気の宴席まで行くとちょうど終わったところで、Cくんと帰る算段をしていたところを捕まり二次会へ。幻の映画をついに見たという幸福感に酔った皆さんの背中が眩しかった。なおこの日の上映作品についてはソドムの市BBSで高橋洋さんが熱く語っているので参照のこと。ただ彼のトラウマになった映像はそこにはなかったみたいね。DVD化されるのを待ちましょう。

*1:『映画の魔』p.31参照