ROUND2

hj3s-kzu2006-10-22

a)『死なば諸共』(西山洋市)★★★★
b)『ヤクザと地底人間』(植岡喜晴)★★★★
c)『新・新夫婦刑事 プロゴルファー・ナースの巻 その2 PARTIII』(万田邦敏)★★★
d)『西みがき』(井川耕一郎)★★★★
e)『浜辺の女』(ホン・サンス)★★★
「ROUND2」の傑作群に打ちのめされつつ、eigahitokwさんと仲良く渋谷に移動し、およそ映画向きとは思われないホールでホン・サンスの最新作を見(『女は男の未来だ』『劇場前』と続いたスランプからの回復の兆しが見えたのは喜ばしい)、再び京橋に戻り打ち上げに参加(eigahitokwさんを置いて、先に戻ってしまい、人でなし呼ばわりされる)、さらに二次会もつき合い朝までコース。でその後、Uさんがコーヒーが飲みたいというので、タクシーで神田まで飛ばし(無理矢理詰めて5人乗った)、デニーズでモーニングセットを食しながら朝8時までダラダラ過ごす。地下鉄に乗る皆と別れて、JRの駅に向ったつもりが迷子になりそうになり、交番で道を尋ね、ようやく帰途につく。二時間ほど仮眠して仕事。疲れた。
(以下、裏話)M兄から発注された短編の脚本をAさんとSくんと私の三人で一ヶ月以上前に書いたのだが、「二日で二万で撮れるもの」というM兄の注文を確信犯的に破ったものだったのでボツになったという話を聞いていた。ところが今日初めて完成作品を見ると、ボツになったどころか「文字通り」(=コピペ)それが映像化されつつ違う映画になっていたので(刑事パートはM兄自身が書き足している。あとヒロインの決定的な台詞が二つほど追加されていて、この直しもとっても勉強になった)、次はどういうショットがくるのだろうと戦慄しながら見た。恐るべしM兄。なお撮影と録音もM兄自身が担当しているらしい。