11月のオススメ

hj3s-kzu2006-11-07

a)『調子の狂った子供たち』(フィリップ・ガレル)★★★★
b)『切られたパンに』(ギイ・ジル)★★
c)『孤高』(フィリップ・ガレル)★★★★
d)『恋人たちの失われた革命』(フィリップ・ガレル)★★★★
起きれたー!(昨日の日記を参照)
で、朝からガレル三本+α。平日なのに。ただ如何せん寝不足なので、ギイ・ジルのは言語の壁に阻まれたこともあり、うとうとしながら見た(なのでこの評価は信用しないよーに)。『孤高』は何度見ても素晴らしい。このあたりからようやくエンジンがかかってきて、二日連続の(ということは、のべ六時間見たということか)『恋人たちの失われた革命』でギンギンになる。ガレルのトークは今日も熱かった。ギンギン。それにしても「ベルナルド・ベルトルッチ」。

さてお待たせいたしました。今月のオススメです。

〜11/11
瀬川昌治の乾杯ごきげん映画術@ラピュタ阿佐ヶ谷
http://www.laputa-jp.com/laputa/program/segawa/
☆全部見るつもりだんたんだけど、忙しくてほとんど行けず…でも皆は見に行ってね。

〜11/12
シネマの冒険 闇と音楽2006@フィルムセンター
http://www.momat.go.jp/FC/kyobashi-za4.html
☆マックス・ランデーも内田吐夢田坂具隆も見逃してしまった…せめて『風雲城史』と『桃花泣血記』は行きたい。

〜11/17
鈴木清順 48本勝負@シネマヴェーラ渋谷
http://www.cinemavera.com/programs.html
☆全て面白い。『野獣の青春』以降が傑作なのは言うまでもないが、全て見るのに越したことはない。

〜11/16、11/28〜12/27
没後50周年 溝口健二再発見@フィルムセンター
http://www.momat.go.jp/FC/NFC_Calendar/2006-11-12/kaisetsu.html
☆ 借金してでも全部見るべし。今月のイチオシその1。

〜12/24
フィリップ・ガレル、現代映画の秘密の子供@東京日仏学院
http://www.ifjtokyo.or.jp/agenda/festival.php?fest_id=18
☆ガレルの作品だけでなく、関連作もできるだけ見たほうがいい。今月のイチオシその2。

11/7〜11/17、11/28〜12/9
ストローブ=ユイレの軌跡1962-2006@アテネ・フランセ文化センター
http://www.athenee.net/culturalcenter/schedule/2006_11/straub_huillet01.html
☆ たとえ一度見て、その面白さがただちに分からなくても二度、三度見るうちにその虜となっている自分に気づくだろう(私も最新作を除く全作品を最低三、四回は見ている)。見るたびに新しい発見。ダニエル・ユイレに合掌。今月のイチオシその3。
11/12
「十善戒」上映会@映画美学校第一試写室
http://blog.livedoor.jp/dai9980/archives/cat_50034686.html
☆ 今月の裏イチオシ。『ありがとう』、『接吻』(大傑作!)が公開待機中の日本が世界に誇る映画作家、万田邦敏の最新短編(今回も『夫婦刑事』シリーズだそうな)と、その愉快な仲間たちによるオムニバス短編(仏教の戒律がテーマ)の上映会。私も参加してるんでよろしく。

11/17〜11/26
第7回東京フィルメックス
http://www.filmex.net/index.htm
☆人気作家の前売は発売直後に完売のようで…いやはや。まあダニエル・シュミットが見れればいいんだけどさ。

11/18〜12/8
錦之助・橋蔵と東映時代劇の巨匠たち@シネマヴェーラ渋谷
http://www.cinemavera.com/schedule.html
山下耕作内田吐夢マキノ雅弘加藤泰伊藤大輔工藤栄一あたりは見ておくよーに。