ご来場ありがとうございました

本日無事、アテネフランセ文化センターでの初講演を終えることができました。ご来場いただいた方には感謝します。実を言うと、あそこで喋るのは三度目なのですけど、最初はビトムスキーのセミナーの発表者として、二度目は映画美学校映画祭での西山洋市、篠崎誠両氏へのインタビュアーとしてであり、あんなにたくさんのお客さん相手に一時間以上も一人で喋った経験がないため、いろいろと至らない点があったと思いますが、何とぞご容赦を。特に後半、駆け足で喋ったので、とっ散らかってしまいました。*1今日の講演内容については、近いうち「ミゾグチの亡霊たち」完全版をフラワイに載せる予定ですので、ご来場いただいた方もそうでない方もそれを読んでいただければと思います。

a)『まごころ』（成瀬巳喜男）◎
今年に入って初めてのスクリーンでの鑑賞。去年の暮れからずっと引きこもって溝口見てたので。
上映後、会場近くの居酒屋で、友人たちに一日早いお誕生会をしていただいた。Yくんから「エビちゃんカレンダー」をいただく。

エビちゃん(蛯原友里) 2008年カレンダー ([カレンダー])

*1:ホントは最後に『アーノルト・シェーンベルクの《映画の一場面のための伴奏音楽》入門』（ストローブ＝ユイレ）のユイレが猫を撫でながらブレヒトの言葉を紹介するシーンを上映して締めくくり、私なりにユイレ追悼をするつもりだったんですが、それが叶わなかったのが心残りです。