仕事を途中で抜け出して西山洋市の講演を聞きにアテネへ。映画作家と研究者は必聴の玄人向けな素晴らしい内容だったが、あえてレポしません。その後、仕事場に急いで戻り、数時間後、打ち上げに合流すべく再び水道橋へ。二次会は中野のホルモン焼き屋で朝まで高橋さんと大工原さんとTくん+αと呑む(eigahitokwさんは途中でダウン)。ホントは西山さんと松村くんを交えてもっと話がしたかったのだが、二人ともいつの間にかバッくれていた。高橋さんから悪の指令(言うなれば『歌行燈』(成瀬)の花柳章太郎の役回り)を受けるが、丁重にお断りする。ところで最近さらにオッサン化が進んだせいか、今時の二十代の若者が使う「シネフィル」という言葉の使用法に違和感を感じることが多いのだが、例えば森一生の映画を一本も見たことがない人は自分のことシネフィルって呼んじゃ駄目だからね。そこんとこよろしく。