桃まつりpresents真夜中の宴 壱の宴

a)『私 、ピエール・リヴィエールは母と妹と弟を殺害した』(ルネ・アリオ)×
b) 「桃まつりpresents真夜中の宴 壱の宴」より
『明日のかえり路』(竹本直美)
『座って!座って!』(笹田留美)
『emerger』(佐藤有記)
日仏でルネ・アリオを見た後、「桃まつり」へ。正直、ルネ・アリオより面白かった。いやマジで。揃いも揃って我の強いおねーさんたちばかりで、このタイミングで個々の作品についての評価をすると、次に劇場に行った時に半殺しの目に会うという危険もなくはないので、それは全部の上映が終わってからすることにして(というのも最低あと二回は見に行く予定なので)、見ていて思ったのは、やはり映画は映画館で見るべきだなあという当たり前の(だがしばしば忘れられがちな)事実を再確認したこと。実はすでにおねーさんたちから宣伝用のDVDをもらい大半を見ていて、DVDで見た時にはいかがなものかと思わないでもない作品もなくはなかったのだが(失礼!)、大きなスクリーンと高音質のスピーカーで見ると三割増くらいによく見えるのは不思議だ(まさに映画のマジック)。また宣伝用のDVDのヴァージョンと編集や音楽を変えている作品もあったようで、これも良い方に転がっている。一番おどろいたのはやはり彼女たちの動員力で、何と今日は「壱の宴」の最終日でトークショーもあったということもあってか、ユーロスペース1の座席が満員御礼だった。冨永昌敬氏のユーモラスな司会っぷりもあり、トークショーもなかなか楽しかった(笹田監督はミニスカートで頑張っておられました)。またお手製のパンフもなかなか読み応えのある充実した内容。上映後、「壱の宴」の打ち上げへ。おねーさんがたから吊るし上げを喰らいながら朝までコース。
で明日4/3からは「弐の宴」が始まりますが、個人的にイチオシの『きつね大回転』(片桐絵梨子)が上映されますのでお見逃しなく。またそれぞれの初日には舞台挨拶がありますので、皆さんおねーさんたちに会いにいきましょう!
(以上、ほめ殺してみました。)
あ、ちなみに私も自腹なので、おねーさんたちに丸め込まれたわけじゃありませんぜ。そこんとこヨロシク。