a)『わ・れ・め』(堀禎一)○
『弁当屋の人妻』も『草叢』もDVDはR-18指定なのに、なぜかこの作品だけR-15指定なのだが、そのせいでセックスシーンの大半がボカシによって覆われてしまい、せっかく映画作家が丹精込めて撮った長回しのショットもその魅力が半減されている。DVDメーカーの良識を疑う。ここはぜひR-18指定ヴァージョンを出して直してほしいところ。とはいえ、やたらと気合いの入ったプロレスシーンやら、しのざきさとみの登場シーンやら見るべきところは多い。