夜をぶっとばせ

佐藤雄一さんから詩誌『kader0d』2号を送っていただいたので、早速、佐藤さんの書いたものだけ一通り読み、感想をメールする。目次をみると「幽霊」小特集のようになっているところが面白い。ロベール・デスノスの感動的な手紙が素晴らしい翻訳で載っている。また『コロッサル・ユース』論も力作。
さて大好きな『(秘)色情めす市場』(田中登)を見るべく、ラピュタまで行くが、受付でロマポ特集が昨日で終わっていたことに気づく。ブルー。とりあえず暇なので渋谷まで行くことに。ところが反対方向の電車に乗ってしまい吉祥寺まで来てしまう。ブルー。ようやく渋谷に着き、せめてヴェーラで『外套と短剣』(ラング)だけでも見ようかなと思ったが、駅のスタンドで一人でざるそばを食べているうちに何か侘しくなったので帰ることに。さらにブルー。帰宅して『東京暮色』(小津)でも見ようと思ったが、ますますブルーになりそうな気がしたので止め。で、「桃まつり」のトークショー(塩田さん編)のテープ起こしを始めるが、結局、夜が明けてしまった。空がブルー。トークショーの方はかなり面白い(全員)。一日一善。