Tu n’as rien vu à Hiroshima?

hj3s-kzu2008-12-02

ポーランドからスコリモ箱、フランスからロジエ箱、ドゥミ箱、アメリカからベティカー箱、グリフィス箱(最近出た方)など一足早いクリスマス・プレゼントが続々届く。わーい。……買ったの自分だけど(来月の請求書が怖い……)。などと思っていたら、ホントに一足早いクリスマス・プレゼントがいつもお世話になっているインスクリプトの中村大吾さんから届きました。サンタさん、ありがとう。わーい。欲しかったんだよねーコレ。

二十四時間の情事』のヒロイン、エマニュエル・リヴァがロケの合間に撮った素敵な写真と彼女のインタビューの他、港千尋アラン・レネ、ドミニク・ノゲーズ、マリー=クリスティーヌ・ドゥ・ナヴァセルらのテクストが収められています。
ちなみに包みを開けると、この写真集関連のイベントのフライヤーがボロボロと落ちてきたんですが、これは宣伝せい、との指令だろうと思い、以下に告知します。

開催中の広島でのイベント(〜12/7)は
http://hiroshima1958.blog116.fc2.com/
に詳しいので、ここでは東京のイベントのみ告知します。
まずは吉田喜重岡田茉莉子エマニュエル・リヴァの朗読会。

12/8(月)18時〜21時
ヒロシマモナムール』、50年を経て@東京日仏学院
http://www.ifjtokyo.or.jp/agenda/evenement.php?evt_id=1248
18時:上映 『ヒロシマモナムール』(アラン・レネ監督、91分)
19時40分:シンポジウム+スライドショー(出演:エマニュエル・リヴァ、シルヴェット・ボドロ、ドミニク・ノゲーズ、港千尋、マリー=クリスティーヌ・ドゥ・ナヴァセル)
20時45分:朗読会(出演:エマニュエル・リヴァ岡田茉莉子/演出:吉田喜重
通訳付 *料金:2200円(会員1500円)
*前売券販売・問合先:東京日仏学院(電話03-5206-2500)

次にレネやタチのスクリプトをつとめたシルヴェット・ボドロの講義。

12/9(火)18時〜21時
シルヴェット・ボドロ特別公開講義@映画美学校
参考上映あり 聞き手=港千尋
通訳付 *完全予約制、一般の方は要申込(30名限定)、料金:2000円
申込・問合先:映画美学校(電話03-5205-3565)

さらに写真展も。

12/10(水)〜29(月)
エマニュエル・リヴァ HIROSHIMA1958@銀座ニコンサロン
開場時間:10時〜19時(最終日は16時まで、会期中無休)
入場無料 *問合先:銀座ニコンサロン(電話03-5537-1469)

ギャラリーセミナー
12/10(水)15時〜16時 銀座ニコンサロン
伊藤俊治港千尋「彼女はヒロシマでなにを見たか」
入場無料、申込不要

最後にデュラスのインタビュー本の著者であるドミニク・ノゲーズの講演会。

12/13(土)14時〜
ドミニク・ノゲーズ「レネ・デュラス・映画」@法政大学(市ヶ谷)ボアソナード・タワー3階マルチメディアスタジオ
聞き手=岡村民夫
入場無料、申込不要、通訳付
問合先:法政大学言語・文化センター(電話03-3264-4742)

二十四時間の情事』は、『去年マリエンバードで』とともにレネの作品の中で偏愛する数少ないものなので、私もなるべく参加したいです。
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