Happy New Year !
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
それでは早速2008年のベストテンを。スクリーンで見たものに限定。
まずは新作映画ベスト。先達に敬意を表し、生年順。
『我が至上の愛〜アストレとセラドン〜』(エリック・ロメール)
『ランジェ公爵夫人』(ジャック・リヴェット)
『州議会』(フレデリック・ワイズマン)
『ジャン・ブリカールの道程』(ストローブ=ユイレ)
『アンナと過ごした4日間』(イェジー・スコリモフスキ)
『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』(ジョージ・A・ロメロ)
『誰でもかまわない』(ジャック・ドワイヨン)
『トウキョウソナタ』(黒沢清)*1
『スウィーニー・トッド』(ティム・バートン)
『アンダーカヴァー』(ジェームズ・グレイ)
次に旧作映画ベスト。製作年度順。
『忠治活殺剱』(久保爲義/マキノ正博、1936)
『最後の切り札』(ジャック・ベッケル、1942)
『あなたの目になりたい』(サッシャ・ギトリ、1943)
『罪の天使たち』(ロベール・ブレッソン、1943)
『國際密輸團』(伊藤大輔、1944)
『アパッチの怒り』(ダグラス・サーク、1954)
『世界の存続のために』(ピエール・ペロー/ミシェル・ブロー、1962)
『早春』(イェジー・スコリモフスキ、1970)
『頭の中の指』(ジャック・ドワイヨン、1974)
『キュスタース小母さんの昇天』(ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、1975)
『ノロワ』(ジャック・リヴェット、1976)
なお新人監督賞は『むすめごころ』、『彼方からの手紙』と傑作を連発した瀬田なつきで決まり!
DVDではベティカー、スコリモフスキ、ロジエ、ドゥミ、ボーゼージ&ムルナウ、ジガ・ヴェルトフ集団のボックス・セットが快挙。
今年は山中貞雄生誕百年なので、新たにフィルムが発掘されることを期待したい。