関西訪問記Part2 その1

で、ようやく大阪に向けてバス出発。二階席の一番前だったので、素晴らしい眺望。しばらくウルマー関係の最近出た英語文献を読んでいたが、さすがに疲れで眠くなる。仮眠。三時間ほどして目が覚める。渋滞で到着時間が遅れるらしい。再び読書再開。電子辞書代わりに使っていたiPod Touchの電池が切れてきたので、本を「シネキャピタル」に替え、友人とメールしながら無聊を慰める。桃の粟津さんからのメールで実は明日の大阪桃まつりのトークゲストであることをいきなり知らされる。え、オレ聞いてないんだけど……。バスの中なのでパソコンが使えないため、携帯でプラネットのサイトを急いで調べ確認すると、確かにそこには自分の名前がアップされていた。しかも17時の回とオールナイトの二回。あははは。
12時間もバスに閉じ込められた後(飛行機だったらヨーロッパ行けるよ、まったく)、ようやく夜の大阪に到着梅田の地下街を歩くが、マスクをしている人は意外に少なく、三割くらい。やっぱマスコミってかなり情報操作してるわ。*1だからうちの地元(サイタマ)でもマスクが売り切れるという珍現象が起こるんだよ。そのまま中崎町のプラネットに行き、桝井くんと再会。富岡さんにご挨拶し、ちからさんから預かった「テルポ」を納品。階下のカフェ、太陽の塔に入ると奥のテーブルに大阪で新作を準備中の藤原トシさまとそれにも役者として出ているプラネット映写技師の田中くんがいた。これからシネ・ヌーヴォに行って、明日から始まる寺山修司の特集上映のスクリーン設置を皆で手伝いにいくから君も一緒に来い、とトシさまに言われたので、とりあえず歩いて五分ほどにあるホテル、リヴマックスにチェックインしてから、太陽の塔に戻る。それから皆で梅田のツタヤに立ち寄ってから九条へ。まだ時間があったので王将でラーメンを食べる。ビールも少々。
ヌーヴォに着くと、山崎さんを初めとするスタッフの皆さんと再会。しかし例の「釘打ち」スクリーンの設置を手伝うことになるとは。因果応報。大工仕事は得意じゃないので、あんまりお役に立てなかったが、それでも終電までお手伝い。ところが乗り換えの谷町四丁目から先の電車が終わってしまい、泣く泣く交通標識を便りにそこから中崎町まで深夜の大阪を一人歩く羽目に。ようやく一時間以上歩いてホテルに帰る。死ぬほど疲れた。

*1:と思ったら、この一週間前、つまりインフルが猛威をふるっていた時期の大阪に『シャーリー』の宣伝のために行っていた佐藤くんから、いやその時はまじに八割くらいマスクしてましたよ、との新証言あり。