関西訪問記Part2 その5

桃娘東京組も粟津さんを除いては皆帰ってしまい、しかも桃の上映は夜なので粟津さんもそれまで来ないだろうし、桝井くんは週末の神戸ワークショップの準備で忙しい。というわけで誰も遊び相手がいなーい、と思いきや、あ、こっちが動けばいいのかと気づき、京都の友人に電話をかけると、ちょうど神社仏閣めぐりをしている最中だったので、それに合流すべく、快速に乗って小一時間ほどで京都へ。もう夕方でどこももうすぐ閉館の時間だろうということで京都駅から一番近そうな観光名所、三十三間堂へ。修学旅行で行ったかもしれないが、あまり記憶にないので、実際に見るのは初めてかも。凄いわ、これ。ずーっと眺めていって、最後に立っていた風神像を友人はいたく気に入ったようで、風神の別名「ソーマーパー」の名前を連呼していた。そこからバスで祇園会館前まで行き、鴨川沿いを歩いて三条あたりの中華料理屋でビールと餃子を食べていると、突然、友人が「あ、粟津さん!」と叫び、店の外まで駆けていく。確かに粟津さんだった。で一緒にビールと餃子を食べながら訳を聞くと、終電を寝過ごし、烏丸まで来てしまったので、一泊して京都散策をしていたそうな。桃のトークショーの時間が迫ってきたので、先斗町を通り抜け、友人と別れ、中崎町へ戻る。上映後、今日は映画の日なのに何も見ていないことに気づき、粟津さんと天六の映画館(手書きの看板がまだ残っていることで有名)に行くが、割引なのは18時までですと受付で言われ、そんなに見たい映画でもなかったので、十八番でビールと定食を食べ、おとなしく帰る。