未来の巨匠たち その5

a)『こんなに暗い夜』(小出豊)○
b)『条理ある疑いの彼方に』(フリッツ・ラング)◎
今日は打ち上げには参加せず、両国で松村くんたちとちゃんこ鍋の会。おかげで会期中初めて終電で帰り、ぐっすり睡眠を取ることができた。ついに四十代に突入。この間の新年会での廣瀬さんとの会話が面白かったので、『シネキャピタル』をキチンと読まなきゃと思って電車の中で開くと、ちょうど『獅子座』(ロメール)が四十歳の誕生日を迎えた主人公の物語であるという記述が目に入り、その偶然の符号に驚愕する。そしてまたこの書物の元となった二つの文章をともに初出時にすでに読んでいたことを突然思い出す。

綱渡り http://d.hatena.ne.jp/hj3s-kzu/20061210
お城が見える http://d.hatena.ne.jp/hj3s-kzu/20061113
こんなに暗い夜 http://d.hatena.ne.jp/hj3s-kzu/20090905
月曜日(『葉子の結婚』の一編) http://d.hatena.ne.jp/hj3s-kzu/20091107

シネキャピタル

シネキャピタル