a)『時間の闇の中で』（ジャン＝リュック・ゴダール）★★★ b)『かつての場所』（ジャン＝リュック・ゴダール／アンヌ＝マリ・ミエヴィル）★★ c)『自由と祖国』（ジャン＝リュック・ゴダール／アンヌ＝マリ・ミエヴィル）★★ d)『選ばれた瞬間』（ジャン＝リュ…

a)『銃撃』（モンテ・ヘルマン）★★★★

パリではファスビンダーの全作品回顧上映*1で盛り上がっているようで羨ましいかぎりですが、東京も負けてはいられません。というわけで来月のオススメ。私は拙作の撮影のためあまり見られません（涙）。 〜5/29 記憶、引用、回想の中の映画@東京日仏学院 htt…

a)『喜劇 男は愛敬』（森崎東）★★★ b)『ニワトリはハダシだ』（森崎東）★★★

目白で映画誌。今日のテーマは「チャンバラ活劇」。といっても日本のそれではなく、ハリウッドのである。ダグラス・フェアバンクス（『奇傑ゾロ』『ドンQ』『ダグラスの海賊』）からエロール・フリン（『海賊ブラッド』『ロビン・フッドの冒険』『シー・ホー…

a)『ジャンヌ・ダルクからフィリップ・ペタンまで』（サッシャ・ギトリ）★★★ b)『たった一人の戦い』（エドガルド・コザリンスキー）★★

『アメリカ刑事』（高橋洋）★★★ 『背徳美汁刑事』（本田隆一）● 『特殊刑事』（西山洋一）★ 『ぱいぱん刑事』（新藤風）● 『実録DV刑事』（山田広野）● 『アトピー刑事』（井口昇）● 『忘れられぬ刑事たち（最終版）』（篠崎誠）★★ 『霊感のない刑事（全長版…

『世にも奇妙な刑事』（阪元鬼啓二）● 『刑事たちの午後』（奥田真一）● 『女エアー・コップ』（酒徳ごうわく）● 『堕落刑事』（継田淳）★★ 『伊達ハリー』（浦井崇）★ 『おなら刑事』（保坂大輔）★ 『シャクティーパッド刑事』（真利子哲也）★ 「★」の下に…

a)『クレール・ドゥニ、放浪者』（セバスチャン・リフシッツ）★★

学習院大学で山田宏一氏が公開講座を始められたので聴きに行く。本日の主題は「ドタバタ喜劇」。第一次世界大戦前のフランスのそれをジョルジュ・メリエス、フェルディナン・ゼッカ、ルイ・リュミエール、ルイ・フイヤードらの短編を見る。確かゼッカの映画…

a)『十字路の夜』（ジャン・ルノワール）★★★★ b)『コラテラル』（マイケル・マン）★★★

（以下のレジュメはあくまで私が記憶しているものを再構成したもので、実際に講義で語られた言葉の正確な反映ではない。よってこれを読まれる方はくれぐれも蓮實氏が語った言葉として引用したりしないように注意してもらいたい。私のバイアスがかなりかかっ…

a)『キッド』（チャールズ・チャップリン）★★★★

いつの間にこんなの出てたの…知らなかった…『旋風の中に馬を進めろ』なんて、前に買った輸入版まだ見てないのに…（泣） 銃撃 [DVD]出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2005/04/06メディア: DVD購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (11件) を…

a)『天使の顔』（オットー・プレミンジャー）★★★★ b)『疑惑の渦巻』（オットー・プレミンジャー）★★★★ a)この映画については名著『フィルム・ノワールの光と影』を参照のこと。代わりに当時ジャック・リヴェットが書いた批評の全文を以下に訳出する（拙訳）…

ところでネット界隈で何故か話題になっていないようなのだが、「PLAYBOY」の5月号に黒沢清とテオ・アンゲロプロスが『エレニの旅』について対談しているのを皆さん御存じでしょうか。「Invitation」に載っていたお喋りより遥かに充実…

「新潮」5月号に蓮實重彦と浅田彰の対談「ゴダールとストローブ＝ユイレの新しさ」が載っている。この間の「カイエ週間」で上映した『Notre Musique』（ゴダール）と『ルーヴル美術館への訪問』（ストローブ＝ユイレ）を主題としたものだが、蓮實氏が近年の…

来月末にドイツで『夢の涯てまでも』（ヴィム・ヴェンダース）の現行版よりも二時間長い280分のディレクターズ・カット版のDVDがでるそうな。うひゃー。a)『決闘高田の馬場』（マキノ正博／稲垣浩）★★★ b)『闇の影法師』（稲垣浩）★★

ある人に言われて気づいたのだが、先月の地下上映会の日に映画美学校があるビルで改装工事をやっていたので、彼は会場の前まで足を運んだにもかかわらず、中止だと思って帰ってしまったそうだ。他にもそういう人がいたら本当にごめんなさい。いずれ日を改め…

id:E-chikoさんが大学新入生に向けた、読むべき・見るべき・聴くべきもののガイドを作成しているのだが、これが大変な労作で、大学を卒業して十年にもなる私もとても参考になった（汗）。こういうのってとても大事だと思う。「blog」の項に何故か当サイトも…

a)『疑惑の渦巻』（オットー・プレミンジャー）★★★★ b)『映画史 4B 徴は至る所に』（ジャン＝リュック・ゴダール）★★★★

a)『セルジュ・ダネー／ある映画の子供の旅 第二部』（ピエール・アンドレ・ブータン／ドミニク・ラブールダン）★★★遅くなりましたが、今月のオススメを。 特集上映 4/5〜5/22 生誕百年特集 映画監督 稲垣浩@フィルムセンター http://www.momat.go.jp/FC/NFC…

現代ポルトガル映画の紹介者として知られる（実はそれだけにはとどまらないのだが）映画批評家の赤坂大輔さんが「new century new cinema」というサイトを始められた。現代映画に関心のある人は要チェック。 http://www.ncncine.com マノエル・デ・オリヴェ…