2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

昨日の記事を勝手にソドムBBSにコピペした人へ。 私は自分の名において文章を書いたが、君みたいに他人の文章を匿名で投稿するのは卑怯だと思う。 君みたいな人が今後増えるようなら、このブログを閲覧制限することも考えなきゃいけなくなるから、そういうこ…

連戦連敗

a)『愛の記念に』(モーリス・ピアラ)◎ どうも最近、ここ数年間の腹立たしい記憶を反芻しては、さらに腹を立てている始末なので、この際、ここにぶちまけてすっきりすることにする(A型なもんで)。 拙作『吉野葛』は映画美学校映画祭2003@アテネフランセに…

a)『ガリンシャ』(ジョアキン・ペドロ・デ・アンドラーデ)× b)『シネマ・ノーヴォ』(ジョアキン・ペドロ・デ・アンドラーデ)× c)『愛された人』(アルノー・デプレシャン)△ アンドラーデの退屈さに死にそうになった後(まあマリア・ベターニャとグラウ…

a)『夜と昼(アバンチュールはパリで)』(ホン・サンス)◎ ホン・サンスの新作を堪能した後(『浜辺の女』以降、それまでの彼の作品を特徴づけていたあからさまなセックス描写はなくなったが、それにしてもこのエロさは何なのだろう)、蓮實先生のトークを…

告知です 渡辺護監督の新作上映会

井川耕一郎さんから渡辺護監督の新作上映会のお知らせが届いたので以下にコピペ。皆さんぜひ足をお運び下さいませ。そういえば半年前に井川さんに連れられて監督のお宅にお伺いした時に奥様の手作り餃子を御馳走になりました。とてもおいしかったです。 <渡…

The Best Years of Our Lives

いつもながら朝まで起きていて、午前七時を回ったのでさて寝るかと思ったら、とある友人からメールがきて、新作の準備に必要なので至急『勝手に逃げろ/人生』(ゴダール)のDVDを貸してくれ、とのこと。仕方ないなあ、と思いながら、しばしDVDの山を掻き分…

吉田喜重からセザンヌへ(そしてスザンヌの彼方へ)

a)『河の上の愛情』(ジャ・ジャンクー)△ b)『可視から不可視へ』(マノエル・ド・オリヴェイラ)× c)『ウェルカム・トゥ・サンパウロ』(アモス・ギタイ、ツァイ・ミンリャン、ミカ・カウリスマキ、吉田喜重、レオン・カーコフほか)× d)『サバイバル・ソ…

a)『地獄の曲り角』(蔵原惟繕)△

全国の自主映画作家の皆さんにちょっとご相談ですが

a)『殺し屋』(セドリック・アンジェ)△ b)『女優』(ヴァレリア=ブルーニ・テデスキ)○ テデスキのは現代フランス映画の良質な部分を示すものとして一見に値する。というか見た方がいいよ。あと某映画雑誌のベストテン・ワーストテン特集号に参加する予定…

渋谷の吉田松陰

a)『フォルティーニ/シナイの犬たち』(ストローブ=ユイレ)◎ 『ひどい仕打ち』(アンソニー・マン)のDVDを途中まで見てから、アテネにストローブ=ユイレを見に行くと佐藤雄一くんがいたので、そのまま拉致って渋谷BRAINZの赤坂大輔さんの講義に一緒にお…

a)『仮面の女』(アンソニー・マン)◎

a)『アルテミスの膝』(ジャン=マリー・ストローブ)◎ b)『ジャン・ブリカールの道程』(ストローブ=ユイレ)◎ 再びストローブを見に日仏へ。今日もガラガラ。ストローブ=ユイレの映画は映像と同じくらい(時にはそれ以上に)音響に比重を置いているので…

a)『アルテミスの膝』(ジャン=マリー・ストローブ)◎ b)『ジャン・ブリカールの道程』(ストローブ=ユイレ)◎ c)『忘れてしまう前に』(ジャック・ノロ)○ ストローブの新作を見たいがために一時間近く前に日仏に行くが、それでも楽勝だったので拍子抜け…

a)『遥かなり母の國』(伊藤大輔)◎ b)『おぼろ駕籠』(伊藤大輔)○ 伊藤大輔の合間をぬってヴィルヘルム・ハンマースホイの展覧会を見に上野へ。この画家のことは寡聞にして今まで知らなかったが、今回見た中では十点ほど素晴らしい作品があった。とはいえ…

a)『リダクテッド 真実の価値』(ブライアン・デ・パルマ)◎ b)『祇園祭』(山内鉄也)△ 東京国際もフィルメックスも『リダクテッド』みたいな作品こそやればいいのに。シアターN単館じゃもったいない。こういうのはもっと全国のシネコンで見られるべき。 シ…

a)『われ幻の魚を見たり』(伊藤大輔)◎

文学フリマに初めて行く。といっても最後の三十分だけだが。昨日借りた飲み代を返すために詩人の佐藤雄一くんと落ち合う予定だったのだが、寝坊してしまい、大いに遅刻。そのため彼は横浜トリエンナーレに行けず。申し訳ない。藤原ちからさんから「テルテル…

三時間ほど仮眠してから、中国独立ドキュメンタリーを巡るシンポジウムを聞きに横浜ZAIMまで。黄牛田電影と日本の若手ドキュメンタリー作家との討議では、最初の段階で日本側の出席者の一人から発せられた黄牛田作品における「私性」の不在あるいは希薄さに…

a)『NOISE』(ワン・ウォ)○ 一年ぶりに黄牛田電影の人たちと再会。彼らを囲みヤマガタ関係者で朝まで呑む。まさに「小冊子」という言葉がぴったりくる感じのカタログが「無料で配布」(ここがポイント)されていたのには感動(寄稿している自分が言うのもな…

a)『怪傑紫頭巾 總輯版』(マキノ雅弘)◎ b)『東海二十八人衆』(伊藤大輔/稲垣浩)◎

a)『國際密輸團』(伊藤大輔)◎ b)『虎の尾を踏む男達』(黒澤明)◎

a)『湖のランスロ』(ロベール・ブレッソン)◎

a)『ライトシップ』(イェジー・スコリモフスキ)◎ b)『早春』(イェジー・スコリモフスキ)◎

11月のオススメ

今月も盛り沢山でどれを見ようか迷ってしまうくらい。お金と時間が足りません……。 〜11/14 ドキュメンタリー・ドリーム・ショー ー山形 in 東京 2008@ポレポレ東中野 http://www.cinematrix.jp/dds2008 ☆おしらせ欄にも書いたように「黄牛田電影」の小特集が…