2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

a)『回転』(ジャック・クレイトン)◎

a)『薩摩飛脚』(伊藤大輔)◎ 時間ギリギリに行ったので入れないかと心配していたがセーフ。偶然、同期のKさんと隣り合わせる。聞くと井川さんと渡辺護監督が見に来ていらしているという。で、映画だがもちろん素晴らしい。ただ、音声トラックが完全に欠如し…

で昨日どこかに落とした玄関の鍵(結局、朝っぱらからチャイムで父を叩き起こして家に入れた)を捜索すべく、昨日立ち寄ったいろんな場所へ電話を掛けまくる(Nさん、お手数かけました)。最後にもしやと思った場所で無事保護されていたことが分かりホッとす…

あなたの知らない世界?

a) 『幽霊暁に死す』(マキノ正博)◎ b) 地下映画上映会第二弾「あなたの知らない世界」より 『さらばズゴック』△ 『ゴーゴーババア』× 『眼の光』× 『非在/風景』× 『南極旅行』× 『阿呆論』× 『ハーケンクロイツの男』○ 『38.9』△ 『ドウロ河の渡渉』△…

a)『ゲアトルーズ』(カール・ドライヤー)◎ b)『接吻』(万田邦敏)◎

a)『シークレット・ディフェンス』(ジャック・リヴェット)◎ b)『アウト・ワン:スペクトル』(ジャック・リヴェット)◎

a)『パリでかくれんぼ』(ジャック・リヴェット)◎ とかくこの世はままならぬ、というわけで人生煮詰まりすぎで、家にいても気が滅入って仕方がないのでリヴェットに逃避。マリアンヌ・ドニクールに救われる(公園のシーンの素晴らしさ!)*1。そういえばこ…

a)『大人のオモチャ ダッチワイフ・レポート』(曽根中生)◎ これ傑作なので見た方がいいよ。DVD化されてないし。脚本が大和屋竺なので「人形」がテーマ。 日活ロマンポルノ名作選 @ラピュタ阿佐ヶ谷 http://www.laputa-jp.com/laputa/program/nikkatsu-rp/ …

金井美恵子の『小説論』をほぼ十五年ぶりに再読。今回の文庫化にあたってはボーナストラックが二つ加わってなかなかお買い得なのだが、この本は何も小説を読もう/書こうとしている人にだけ向けられているのではなく、映画を見よう/撮ろうとしている人も必…

a)『グラディーヴァ マラケシュの裸婦』(アラン・ロブ=グリエ)◎ やっぱレネよりロブ=グリエの方が偉いでしょ。もちろん映画作家として。 グラディーヴァ マラケシュの裸婦 [DVD]出版社/メーカー: アットエンタテインメント発売日: 2008/03/07メディア: D…

a)『アウト・ワン 第六話〜第八話』(ジャック・リヴェット)◎ 寝坊してしまい、第五話を見逃してしまう… 『パリはわれらのもの』のジャン・ルーシュ的なリメイクともいうべき『アウト・ワン』だが、最終話の美しくも痛ましいジュリエット・ベルトの銃撃シー…

「桃まつりpresents真夜中の宴」のまとめ

と、まあ下記のような告知を出した「桃まつり」でしたが、結果はというと何と最終日の動員は120人を超え、満員御礼までにはあと少しだったものの(というのも大きい方の劇場だったので)かなり素晴らしい成績を残して有終の美を飾ったのでした(拍手)。上映…

桃まつり、いよいよ最終日です!

エイプリルフールのつもりで告知を出したばっかりに、何の因果か、いつの間にか「桃番」と化し、一週間以上にわたって夜の渋谷から「桃まつり」の盛況ぶりを自腹で皆様にお伝えしてきた、期間限定「ウラ桃ブログ」こと当サイトですが(呑み会の話ばっかりじ…

桃まつりpresents真夜中の宴 参の宴

a) 「桃まつりpresents真夜中の宴 参の宴」より 『たんぽぽ』(深雪) 『granite』(大野敦子) 『みかこのブルース』(青山あゆみ) 『功夫哀歌/カンフーエレジー』(吉田良子) 本日も大盛況(もちろん百人越え)。トークショーの塩田さんの暴走っぷりが可…

みかこのブルース

どうも最近「ウラ桃ブログ」と化しつつある当サイトだが、今日も「桃まつり」について書きたい。というのもようやく見ることのできた『みかこのブルース』(青山あゆみ)があまりにも素晴らしく、できるだけ多くの人にこの作品を見てもらいたいから。「桃ま…

a)『ノロワ』(ジャック・リヴェット)◎ b)『デュエル』(ジャック・リヴェット)◎ c)『メリー・ゴー・ラウンド』(ジャック・リヴェット)◎ 『ノロワ』は豪華な自主映画(褒め言葉)といった感じで、私も美女をいっぱい揃えてこんな映画撮ってみたい!とひ…

Soul Sister No.1☆

昨日できなかった書き出し作業をしにユーロ制作室へ昼過ぎに行くも誰も来ておらず待ちぼうけを食らう。ようやく入室し、作業の合間に「女工哀史」状態の彼女たちのパンフ作成をかれこれ六時間ほど手伝う。で、約百部完成。なかなか大変な作業だが、彼女たち…

家業だから

a) 『忠臣蔵 天の巻・地の巻』(マキノ正博/池田富保)◎ b) 『江戸っ子繁昌記』(マキノ雅弘)◎ 『忠臣蔵』は討入りの際の吉良邸内部での細かい描写が素晴らしく、アクション映画としても優れている。『江戸っ子繁昌記』は、マキノが根岸東一郎と共同監督し…

a)『現代好色伝/テロルの季節』(若松孝二)△ b)『裸の銃弾』(若松孝二)◎

桃まつりpresents真夜中の宴 弐の宴

a) 『かつて、ノルマンディーで』(ニコラ・フィリベール)△ b) 「桃まつりpresents真夜中の宴 弐の宴」より 『感じぬ渇きと』(大野敦子) 『きつね大回転』(片桐絵梨子) 『daughters』(木村有理子) 『あしたのむこうがわ』(竹本直美) 『希望』(深雪…

桃まつりpresents真夜中の宴 壱の宴

a)『私 、ピエール・リヴィエールは母と妹と弟を殺害した』(ルネ・アリオ)× b) 「桃まつりpresents真夜中の宴 壱の宴」より 『明日のかえり路』(竹本直美) 『座って!座って!』(笹田留美) 『emerger』(佐藤有記) 日仏でルネ・アリオを見た後、「桃…

桃まつりの宣伝

桃のおねーさんたちから当サイトでももっと宣伝するよーにとの指令がきたので「るせー、オレはライターじゃねえ!(批評家です)」という主旨の返事をとっても丁寧な言葉遣いで送ったのだが、よくよく考えてみると彼女たちは皆、ダチなので、批評家としてで…