2009-01-01から1年間の記事一覧

よいお年を!

早いものでもう大晦日(さっき、溜まっていた一ヶ月分の日記をようやく書き終わった)。さて一年を振り返ってみよう。今年は五度も関西訪問をしてしまった(途中、抜けて戻ったりしているので、正確には九往復←バカ)。おかげで関西の映画人たちと草の根レベ…

a)『アバター[3D]』(ジェームズ・キャメロン)○ 見ているうちに気分が悪くなってきて、上映後しばらく頭痛。3Dメガネを通すと画面が暗く、ピントをどこに合わせていいのかわからず、画面に集中できない。そのうち2Dで見直そうと思う。

18時から安井ゼミ忘年会だったのだが、昼バスで関西訪問を繰り返しているうちに睡眠障害で昼夜逆転してしまい、起きられず。22時半頃、何度目かの呼び出しの電話でようやく目が覚め、新宿三丁目のどんじゃらへ。店に着いたら万田さんと古にゃんもいたので驚…

関西訪問記Part5 最終回

で本当は今日帰るつもりだったのだが、またずるずると延泊し、ヌーヴォXの初日舞台挨拶につき合う。松村以下なぜか知り合いが沢山載っている「nobody」最新号が目立たない場所にあったので、受付の目立つところに置いてもらう。一日一善。一回目の挨拶が終っ…

関西訪問記Part5 その4

本当は今日帰るつもりだったのだが、トーチカ・チームが神戸映画資料館に行くというのでつき合うことに。ついでに『PASSION』(濱口竜介)も再見。『TOCHKA』が終ってから、田中さんの案内で資料館の倉庫を見学。ビネガー・シンドローム初体験。テレンスさん…

関西訪問記Part5 その3

本日は京都文化博物館まで足をのばして、伊藤大輔を見るつもりだったのだが、梅田駅に向かう途中でついつい空腹に負けて吉野屋に立ち寄ってしまい、阪急梅田のプラットホームに着いた段階で、烏丸に到着する時刻をケータイで検索したら、到底間に合わないこ…

関西訪問記Part5 その2

爆睡して、上映の十五分前に目が覚める。慌てて着替え、プラネットまでダッシュ。着いたらちょうど『罠を跳び越える女』の最初のショットがスクリーンに映っていた。『夜光』の後、松村浩行と桝井孝則のトークショー。やや不完全燃焼に終った感が。司会を挟…

関西訪問記Part5 その1

明日の昼バスだと松村・桝井トークに間に合わないので、前乗りをすることに(物好き)。いつも通り、夕方梅田着。一息ついてからヌーヴォで南田洋子追悼特集を見る。『十代の性典』って、ちょっとエッチな青春映画だとばかり思っていたら、トンデモなストー…

a)『この手紙を読むときは』(ジャン=ピエール・メルヴィル)◎ b)『サムライ』(ジャン=ピエール・メルヴィル)◎ 『この手紙を読むときは』のジュリエット・グレコのウエストの細さは驚異的だった。

a)『孤独な惑星』(筒井武文)○

a)『いとこ同志』(クロード・シャブロル)◎ b)『素晴らしき放浪者』(ジャン・ルノワール)◎

a)『ロバと王女』(ジャック・ドゥミ)◎ b)『アワー・ミュージック』(ジャン=リュック・ゴダール)◎

a)『パブリック・エネミーズ』(マイケル・マン)○

a)『ある道化師の24時間』(ジャン=ピエール・メルヴィル)◎ b)『マンハッタンの二人の男』(ジャン=ピエール・メルヴィル)◎ 日仏からアテネに移動しブレッソン・シンポを聞き、その後呑み。

a)『インビクタス/負けざる者たち』(クリント・イーストウッド)◎

a)『怪猫トルコ風呂』(山口和彦)○ b)『ポルノギャンブル喜劇 大穴中穴へその穴』(渡辺祐介)○

a)『塀の中の懲りない面々』(森崎東)◎ b)『喜劇 ギャンブル必勝法』(渡辺祐介)◎

a)『すいばれ一家 男になりたい』(鈴木則文)○ b)『俗物図鑑』(内藤誠)×

本日帰京。結局、東京から来たのは私だけだった(爆)。でも連日満員だったそうで何より。『夜光』のDVD送ってくれと連絡してきた「映画評論家」がいたと聞き、大いに呆れる。大阪くらい身銭切って行こうよ。そろそろ映画界も地方分権化を進めるべき時期では…

関西訪問記Part4 最終回

昨日の疲れて爆睡してしまい、夜中に目が覚める。そのままホテルでMacBookにリッピングしておいた『レイチェルの結婚』をだらだら見たり、mixiの「サンシャイン牧場」ほか数種の飼育系アプリで牧場・農場経営に励む。こういうのって本人の性格を如実に反映し…

関西訪問記Part4 その1

公開の際にはまた『夜光』(桝井孝則)見に行くよと、うっかり口をすべらせてしまったために、約束を果たすべく昼行バスで大阪へ。 最終日なので『紅葉』(山崎樹一郎)と『夜光』のカップリングの他に『へばの』(木村文洋)も特別上映された。どれもすでに…

a)『赤ひげ』(黒澤明)◎

a)『仁義』(ジャン=ピエール・メルヴィル)◎

TOKYO FILMeX 2009 その4

a)『フェルショー家の長男』(ジャン=ピエール・メルヴィル)◎ b)『不良番長 どぶ鼠作戦』(野田幸男)△ c)『札幌・横浜・名古屋・雄琴・博多 トルコ渡り鳥』(関本郁夫)△ 『フェルショー家の長男』は、作品中盤で不意に、貧民街を捉えたドキュメンタリー…

夜光

「まじめな野心、それは志であり、映画に対する情熱だ」と、万田邦敏は『水の話』(トリュフォー/ゴダール)について、最近刊行された『再履修とっても恥ずかしゼミナール』の中で、当時の官房長官の発言をもじって述べている。もちろんこう発言してしまう…

TOKYO FILMeX 2009 その3

a)『ペルシャ猫を誰も知らない』(バフマン・ゴバディ)○ b)『エクスプローディング・ガール』(ブラッドリー・ラスト・グレイ)△ バンドのメンバーを探しているミュージシャンのカップルを案内役に、イランのアンダーグラウンド音楽シーンを紹介するフィク…

TOKYO FILMeX 2009 その2

a)『春風沈酔の夜』(ロウ・イエ)△ b)『天国の七分間』(オムリ・ギヴォン)△ c)『堀川中立売』(柴田剛)× 『春風沈酔の夜』は前情報なしに見たらいきなりゲイ・ムービーだったので驚いた。ロウ・イエが実際にゲイかどうかは知らないが、一般にゲイの映画…

TOKYO FILMeX 2009 その1

a)『ヴィザージュ』(ツァイ・ミンリャン)△ b)『喜劇 トルコ風呂王将戦』(渡辺祐介)◎ c)『昭和残侠伝 血染の唐獅子』(マキノ雅弘)◎ 『ヴィザージュ』は、時折挿入されるレティシア・カスタのミュージカル・シーンなど溜息の出るくらいゴージャスで美し…

a)『イングロリアス・バスターズ』(クエンティン・タランティーノ)◎ 今年はアメリカ映画の当たり年だなー。ベストテンはほとんどアメリカ勢で占められそうな予感。この後、まだマイケル・マンとキャメロンの新作もあるし。

見逃していた『赤頭巾』(青山真治)がルー・カステルの特別講義で参考上映されるというので、京都から昼バスではなく朝イチの新幹線で帰ってきたのだが、疲労のため寝過ごしてしまう。残念。映画美学校に着いた頃には、ルー・カステルが撮ったケータイ映画…