2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

a)『ひとり寝る夜の小夏』(青柳信雄)△ b)『やくざ囃子』(マキノ雅弘)◎ c)『旅路』(稲垣浩)○ d)『山鳩』(丸山誠治)○

a)『パンドラの匣』(冨永昌敬)×

a)『Talkie & Silence』(舩橋淳)△ b)『echoes エコーズ』(舩橋淳)△ c)『よろこび』(松村浩行)◎ d)『YESMAN/NOMAN/MORE YESMAN』(松村浩行)◎ e)『つかのまの秘密さ海の城で〜水無月蜜柑試篇』(松村浩行)△ 会場で七里さんと久々に再会。打ち上げに…

a)『ボヴァリー夫人』(アレクサンドル・ソクーロフ)○ 渋谷で、渡仏する深雪嬢の送別会。もち朝までコース。

a)『三十三間堂通し矢物語』(成瀬巳喜男)◎

東京国際映画祭2009 その7

a)『よく知りもしないくせに』(ホン・サンス)◎ b)『バトル・イン・ヘブン』(カルロス・レイガダス)○ ホン・サンスの新作はスレイマンのと並び、今回の映画祭の現代映画部門ベスト(ちなみに古典映画部門ではマーシュイ・ウェイパンとキム・ギヨンが圧勝…

東京国際映画祭2009 その7

a)「アン・ホイTV作品集1」(アン・ホイ)○ b)『アレキサンドリア―ニューヨーク』(ユセフ・シャヒーン)○ 「アン・ホイTV作品集1」は、TVB(電視廣播有限公司)制作の「竜虎豹」シリーズの「第6集」と「北斗星」シリーズの「アー・ツェ」。前者は全く内容…

東京国際映画祭2009 その6

a)『生きていく日々』(アン・ホイ)△ b)『夜と霧』(アン・ホイ)△ c)『静かな光』(カルロス・レイガダス)△ d)『ハポン』(カルロス・レイガダス)△ 『生きていく日々』は香港の新興団地に住むおばさんとその息子(イケメン)、そして彼女が働くスーパー…

東京国際映画祭2009 その5

a)『小さな山のまわりで』(ジャック・リヴェット)△ b)『玄海灘は知っている』(キム・ギヨン)◎ c)『テッラ・マードレ―母なる大地』(エルマンノ・オルミ)× またまた寝坊。エスカレーター・ダッシュ。よって『小さな山のまわりで』の冒頭を見逃す。しかも…

東京国際映画祭2009 その4

a)「アン・ホイTV作品集2」(アン・ホイ)○ b)「アン・ホイTV作品集3」(アン・ホイ)○ c)『時の彼方へ』(エリア・スレイマン)◎ d)『シーリーン』(アッバス・キアロスタミ)△ またまた寝坊してしまい、エスカレーター・ダッシュ。もう勘弁して。 で「アン…

東京国際映画祭2009 その3

a)『台北24時』(チェン・フェンフェン/ニウ・チェンザー/デビー・スー/チェン・シャオツォ/リー・チーユエン/D.J.チェン/アン・ジョーイー/リー・カンション)△ b)『君と僕(断片)』(日夏英太郎)△ c)『天と地の間に』(ドクトル・フユン)△ d)『…

東京国際映画祭2009 その2

a)『ハサンとマルコス』(ラミ・イマーム)△ b)『苦い権利』(ゼイナブ・アブドゥルラッザーク)× c)『エジプトの物語』(ユーセフ・シャヒーン)○ d)『正当なる背信』(ハーリド・ユーセフ)△本日はエジプト三昧。 『ハサンとマルコス』は全く期待していな…

東京国際映画祭2009 その1

a)『タレンタイム』+『ヤスミンCM作品集』(ヤスミン・アフマド)○ b)『アレキサンドリアWHY?』(ユーセフ・シャヒーン)○ c)『デジタル三人三色 2009:ある訪問』より 『深い山奥』(ホン・サンス)◎ 『狛 KOMA』(河瀬直美)× 『蝶は記憶を持たない』(ラ…

a)『大脱出!〜脱出ゲーム THE MOVIE(Aプログラム)』(西山洋市/尾畑信輔/河村康平/山田広野/遅塚勝一)×

ミゾグチと亡霊たち

a)『野良猫ロック マシンアニマル』(長谷部安春)◎ b)『あらくれ』(長谷部安春)○ 昨年の一月にアテネで行った溝口健二についての講演(id:hj3s-kzu:20080126)のレジュメを元に、新たに書き下ろした溝口論「ミゾグチと亡霊たち」をようやく脱稿。約13000…

a)『感激時代[パテベビー短縮版]』(牛原虚彦)○ b)『金色夜叉』(野村芳亭)△ c)『應援団長の恋』(野村浩将)○ d)『犯す!』(長谷部安春)○ e)『俺の血が騒ぐ』(長谷部安春)○

西山ゼミとの対話 その2

前回(id:hj3s-kzu:20091008)に引き続き、『新・霊験亀山鉾(タートルマウンテン)』(研究科西山ゼミ)について今度は西山洋市さんとのやり取りを以下に掲載する。 葛生君へ葛生君の「タートルマウンテン」評を読みました。 作品に関わったゼミ生の梶原君が…

ヤマガタ2009 その4

a)「ナトコのじかん」より 『保健婦の手紙』『病菌はどこにあるか』『大地の子』○ b)『私と運転席の男たち』(スーザン・モーグル)× c) 『映画『スペクタクルの社会』に関してこれまでになされた毀誉褒貶相半ばする全評価に対する反駁』(ギー・ドゥボール…

ヤマガタ2009 その3

a)「ナトコのじかん」より 『腰のまがる話』『ディスカッションの手引き』○ 『いとしき子らのために』◎ b)『風土病との闘い』(菊地周)◎ c)『秩序』(ジャン=ダニエル・ポレ)○ d)『ダスト ―塵―』(ハルトムート・ビトムスキー)◎ e)『分離の批判』(ギー…

ヤマガタ2009 その2

a)「ナトコのじかん」より 『16ミリ映画について』『公民館』『スクェア・ダンスを踊ろう』『格子なき図書館』○ b)『アポロノフカ桟橋』(アンドレイ・シュヴァルツ)△ c)『アラン』(ロバート・フラハティ)◎ d)『伊勢志摩』(本多猪四郎)○ e)『夜間中学』…

ヤマガタ2009 その1

a)「ヤマガタ・カテイシネマ」より 『アダチカテイシネマ』『佐藤久吉ホームムービー集』○ b)『包囲:デモクラシーとネオリベラリズムの罠』(リシャール・ブルイエット)△ c)『生まれたのだから』(ジャン=ピエール・デュレ/アンドレア・サンタナ)△ d)『…

西山ゼミとの対話 その1

映画美学校映画祭2009で上映された『新・霊験亀山鉾(タートルマウンテン)』(研究科西山ゼミ)について私が書いた評(id:hj3s-kzu:20090905)をめぐって、ここ一ヶ月近く西山ゼミの梶原さん、次いで西山洋市さんとメールのやり取りをしていたのだが(実はま…

a)『最後の切り札』(ジャック・ベッケル)◎

a)『みな殺しの拳銃』(長谷部安春)◎ b)『縄張はもらった』(長谷部安春)◎

a)『カドール岩の神秘』(レオンス・ペレ)◎ b)『パリの子供』(レオンス・ペレ)◎ 『へばの』(木村文洋)のヒロインの西山真来さんからご案内をいただいたので、マレビトの会の『クリプトグラフ』を見に、こまばアゴラ劇場へ。ラジカセを囲んで西山さんが…

マッケンドリック/マンゴールド

最近、アレクサンダー・マッケンドリック大先生の書いた『マッケンドリックが教える映画の本当の作り方』という本がフィルムアート社から出た。私も早速手に入れてまだ読んでいる途中なのだが、映画監督が書いたこの種のものとしては決定版なのではないかと…

アヴィ・モグラビ

a)『国外追放』(アヴィ・モグラビ)○ b)『ハッピー・バースデー、Mr.モグラビ』(アヴィ・モグラビ)○ c)『二つの目のうち片方のために』(アヴィ・モグラビ)○ d)『ディテール11〜13』(アヴィ・モグラビ)△ e)『8月、爆発の前』(アヴィ・モグラビ)△ ア…

a)『待って、兵士たちが来た、もう電話を切らなきゃ』(アヴィ・モグラビ)△ b)『わたしはいかにして恐怖を乗り越えて、アリク・シャロンを愛することを学んだか』(アヴィ・モグラビ)○ c)『女番長 野良猫ロック』(長谷部安春)○ d)『広域暴力 流血の縄張…

a)『空気人形』(是枝裕和)△ リー・ピンビンの撮影によるペ・ドゥナの美しさを堪能する映画であって、それ以上でも以下でもない。脚本が酷く、演出にそれを補うだけの技量もないので、ラストに向かうにしたがい失速していく(とはいえ『A.I.』(スピルバー…