2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

a)『瀕死の白鳥』(エヴゲニー・バウエル)◎ b)『子連れ狼 三途の川の乳母車』(三隅研次)◎

a)『忘れられた皇軍』(大島渚)◎ b)『青春の碑』(大島渚)○

a)『荒野のストレンジャー』(クリント・イーストウッド)◎ b)『愛のそよ風』(クリント・イーストウッド)◎

a)『騎手物語』(ボリス・バルネット)◎ b)『戦火を越えて』(レゾ・チヘイーゼ )○ c)『白い肌の異常な夜』(ドン・シーゲル)◎ d)『The Beguiled : The Storyteller』(クリント・イーストウッド)○ 早起きして下高井戸まで行き、かなり久しぶりに『騎手物…

a)『永井豪の新ハレンチ学園』(林功)△ b)『ダメおやじ』(野村芳太郎)○ c)『女狙撃兵マリュートカ』(グリゴーリ・チュフライ)◎ この間うっかりして新作『怒る西行』(沖島勲)の試写を見逃してしまい、とても残念な思いをしていたところ、片桐さんが素…

a)『恐ろしき一夜』(D・W・グリフィス)◎ b)『エドガー・アラン・ポー』(D・W・グリフィス)◎

a)『愛のコリーダ2000』(大島渚)◎ b)「映画美学校セレクション2009」より 『綱渡り』(小出豊)○ 『蘇州の猫』(内田雅章)◎ 『とどまるか なくなるか』(瀬田なつき)◎

a)『殺し屋』(アンドレイ・タルコフスキー/アレクサンドル・ゴルドン)○ b)『ローラーとバイオリン』(アンドレイ・タルコフスキー)○ c)『一年の九日』(ミハイル・ロンム)◎

a)『プーサン』(市川崑)○ b)『誓いの休暇』(グリゴリー・チュフライ)◎

a)『日本春歌考』(大島渚)◎ b)『絞死刑』(大島渚)◎

a)『スタートレック』(J・J・エイブラムス)○ 優等生的な感は否めないが秀作であることは間違いない。何ですぐに地元のシネコンで終わっちゃったんだろ。おかげで六本木まで見に行く。ひさびさにビースティー・ボーイズが聴きたくなった。と思ったらMCAが唾…

a)『修羅雪姫 怨み恋歌』(藤田敏八)◎ b)『釣りバカ日誌スペシャル』(森崎東)◎

前田くんが北京から夏休みで帰ってきたので、皆で彼を囲んで渋谷で呑む。

a)「ぴあフィルムフェスティバルの軌跡 vol.2」より 『to Mayu』(隅井朝子) 『悲しいだけ』(豊島圭介) 『灼熱のドッジボール』(古厩智之) 『家族ケチャップ』(工藤義洋) b)『ルパン三世 念力珍作戦』(坪島孝)△ c)『美味しんぼ』(森崎東)◎ 15年ぶ…

a)『短い労働の日』(クシシュトフ・キェシロフスキ)○ b)『平穏』(クシシュトフ・キェシロフスキ)○ c)『スタッフ』(クシシュトフ・キェシロフスキ)○

a)『サインはV』(竹林進)○ b)『女囚701号 さそり』(伊藤俊也)○ 『サインはV』は「テレビで爆発的人気を博したドラマを再編集した作品」とチラシに書かれていたので、全く期待しないで臨んだのだが、いきなり凝ったライティングのタイトルバックが始ま…

a)『サーキットの狼』(山口和彦)△ ボンクラ映画好きには堪らない逸品。

a)『地下道』(クシシュトフ・キェシロフスキ/イレネウシュ・イレディンスキ)○ b)『初恋』(クシシュトフ・キェシロフスキ)○ c)『サザエさん』(青柳信雄)△ d)『0課の女 赤い手錠』(野田幸男)◎ 『地下道』は新聞紙一枚(正確にはさらにガラス一枚)で…

法政自主ゼミの日。今日もサクサク進む。帰りに二映の部室に立ち寄り、N山くんを誘って打ち上げ。結局、竹子(神楽坂にあるチョー安い居酒屋)で終電近くまでダラダラと六時間も過ごしてしまい、普段は一人当たり千円ちょっとで済む会計なのに(だからホント…

棄権とは権利の放棄である

選挙の時に棄権するのは、債券を持っていても請求しないのと同じく、権利の上に眠る行為である。棄権するのも権利の行使だという人もいるが、これはとんでもない誤解である。言うまでもないことだが、選挙は投票した人だけがカウントされる。候補者や政党、…

a)『ターミネーター4』(マックG)○ 監督が『チャリエン』のマックG(しかし何とかならないかこの名前。ちなみにクレジットではMCG・笑)だし、周りからは悪評しか聞こえてこなかったので全く期待しないで見たのだが、これはこれで面白いんじゃないの。*1ま…

a)『航空都市』(アレクサンドル・ドヴジェンコ)◎ b)『未来への迷宮』(アブラム・ローム)◎ アテネの新年会の時にお会いした池田さんに再会。何とあの映画作家のレトロスペクティヴが実現されるそうだ。おおー!!!シネフィルの皆さんは来年一月はユーロ…

a)『アッスンタ・スピーナ』(グスタヴォ・セレーナ)◎ b)『宇宙飛行』(ワシリー・ジュラヴリョフ)△ c)『青い青い海』(ボリス・バルネット)◎

白と黒の非恋人たち

現在発売中の「現代詩手帖」2009年7月号に安川奈緒さんによる私の『吉野葛』と『シネマトグラフ オブ エンパイア』(木村卓司)についてのレビュー「白と黒の非恋人たち」が掲載されています。とても鋭い批評なのでぜひご一読を。拙作を未見の方はこれを読ん…

a)『私は猫ストーカー』(鈴木卓爾)○ b)『ラッシュライフ』(真利子哲也/遠山智子/野原位/西野真伊)× c)『快楽学園 禁じられた遊び』(神代辰巳)○ d)『嗚呼!おんなたち 猥歌』(神代辰巳)◎ 『私は猫ストーカー』は悪くない。ただ「秘宝伝授」のシー…

a)『棒の哀しみ』(神代辰巳)◎ b)『赤線玉の井 ぬけられます』(神代辰巳)◎ c)『レスラー』(ダーレン・アロノフスキー)○ 『レスラー』はクライマックスで不意にガンズの「Sweet Child O' Mine」がかかったのに鳥肌が立ち、そのままミッキー・ロークのMC…

a)『美加マドカ 指を濡らす女』(神代辰巳)◎ b)『アフリカの光』(神代辰巳)◎ お招きを受けたので、お昼から法政の二部映画研究会の新入生作品上映会に伺う。十分程度の短編が四本だけなのでアッという間に終わる。13時から上映開始ということだったので、…

a)『四畳半襖の裏張り』(神代辰巳)◎ b)『青春の蹉跌』(神代辰巳)◎ c)『イエローキッド』(真利子哲也)△ 『イエローキッド』は主人公が「変身」するまでは悪くないと思ったが、その後の展開がつまらない。これは狂言回しのように先回りして挿入される漫…

現在の日本の映画批評の退屈さというのは、端的に言って書き手が「安全圏からしか語っていない」という点に求められると思う。彼らの多くはすでに評価の定まったものだけ見て、それについてあれこれ書くのが「批評」だと勘違いしているみたいだし、そこにあ…

RIP PB

寝坊して『よるのくちぶえ』(遠山智子)を見逃す。*1ガーン。今年最大のショック。 *1:夜勤あけだったんだよ!