悲劇の誕生

a)『鍬と星』(ジョン・フォード)★★★★


仕事帰りにアテネに行くと、Tくん、Sくん、Mくん、Oさん、Aさん(映画批評家)と会う。皆さん熱心ですな。上映後、Mくん、Aさん、Oさんと水道橋の天狗で呑む。世間的にいわゆる「名作」とされている映画*1で自分の見ていないタイトルを告白し、その有名度で勝敗を決めるという、お互いの恥部を晒しあう勝負を、いつの間にかOさんと始め、私の圧勝。あれもあれも見ていない(まあ別に見なくてもいいんだけど)ので皆に呆れられる。ただOさんも意外なものを見ていなかったので、一瞬負けたと思った。

*1:文芸春秋の映画ベストのアンケートで上位に選ばれちゃうようなヤツ。まあ一般に「名作」と言われている映画にロクなものはない。