2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

11月のオススメ

〜11/9 ズベ公青春物語@ラピュタ阿佐ヶ谷 http://www.laputa-jp.com/laputa/program/zubekou/ ☆さあ皆さん『番格ロック』(内藤誠)ですよ!〜11/10 第12回カイエ・デュ・シネマ週間@東京日仏学院 http://www.institut.jp/agenda/festival.php?fest_id=33 ☆ …

a)『ジル・ドゥルーズによるアベセデール(Q〜Z)』(ピエール=アンドレ・ブタン)◎ b)『労働喜劇』(リュック・ムレ)◎

a)『ジル・ドゥルーズによるアベセデール(M, N, O, P)』(ピエール=アンドレ・ブタン)◎

追悼について

最近、重要な映画作家がバタバタと死んでいくので、たまたまいろいろな人の書いたさまざまな追悼文を読む機会があったのだが、そこでいつも考えさせられてしまうのは、はたしてこの人に故人を追悼する資格があるのだろうか、ということである。もっとも私も…

a)『海辺の一日』(エドワード・ヤン)◎ スクリーンと座席があり得ないくらい近すぎて、ほとんど垂直に近い状態でスクリーンを仰ぎながら、字幕と映像の間でせわしなく視線を移動させながら見たので疲れた。上映後、中華が食べたくなり、皆で大いに呑みかつ…

a)『タイペイ・ストーリー』(エドワード・ヤン)◎ b)『ヨーロッパ一九五一年』(ロベルト・ロッセリーニ)◎

a)『防寒帽』(ジャン=フランソワ・ステヴナン)△ b)『ジル・ドゥルーズによるアベセデール(A, B, C, I)』(ピエール=アンドレ・ブタン)◎ ステヴナンは『防寒帽』と『ミュシカ』しか見ていないが、これらをドゥルーズと結びつける「カイエ」周辺の批評…

a)『光陰的故事・指望』(エドワード・ヤン)◎ b)『恐怖分子』(エドワード・ヤン)◎ c)『高麗葬』(キム・ギヨン)○ 『光陰的故事』はオムニバス作品で、他の作品は水準以下だったが、ヤンだけ明らかに異質で、冒頭の少女のバストショットからただならぬ気…

a)『すべてが許される』(ミア=ハンセン・ラブ)△

a)『触れられぬもの』(ブノワ・ジャコ)△ b)『コロッサル・ユース』(ペドロ・コスタ)◎

a)『ラブ・ソング』(クリストフ・オノレ)× 早起きしてカイエ週間でボゾンとオノレを二本見て、後者の駄目さ加減を確認するつもりだったのだが、前日、ヤマガタから帰ったその日にシネマヴェーラに行き、その上、終電まで呑んでいたので、さすがに眠くて仕…

a)『日本怪談劇場・牡丹燈籠 鬼火の巻・蛍火の巻』(中川信夫)◎ b)『怪談せむし男』(佐藤肇)△

ヤマガタ2007 その7+α

a)『M』(ニコラス・プリビデラ)× b)『溺れる海』(ユフィク)× c)『タラファル』(ペドロ・コスタ)◎ d)『コロッサル・ユース』(ペドロ・コスタ)◎ 受賞作の再上映が行われるので、帰り支度を済ませてから、見逃した作品の落穂拾い。 『M』は、この題材で…

ヤマガタ2007 その6

a)『あなたが去ってから』(ムハンマド・バクリー)× b)『世紀の光』(アピチャッポン・ウィーラセタクン)○ c)『紙は余燼を包めない』(リティー・パニュ)× d)『北野武 神出鬼没』(ジャン=ピエール・リモザン)○ e)『映画は生きものの記録である』(藤原…

ヤマガタ2007 その5

a)『コロッサル・ユース』(ペドロ・コスタ)◎ b)『ある機関助士』(土本典昭)◎ c)『海とお月さまたち』(土本典昭)◎ 大不作だった昨日とはうってかわり本日は大傑作ばかりだったので大満足。 今年のヤマガタでは、ワン・ビンをとるか、ペドロ・コスタをと…

ヤマガタ2007 その4

a)『旅 ― ポトシへ』(ロン・ハヴィリオ)△ b)『垂乳女』(河瀬直美)× c)『人民への愛ゆえに』(エイアル・シヴァン/オードリー・モーリオン)× 『旅 ― ポトシへ』はオシャレなセンチメンタル・ジャーニーとでもいったもの。約三十年前に新婚旅行で出かけ…

ヤマガタ2007 その3

a)『ミスター・ピリペンコと潜水艦』(ヤン・ヒンリック・ドレーフス/レネー・ハルダー)△ b)『長崎の子』『声なきたたかい まつけむしの一生』『女王蜂の神秘』『真正粘菌の生活史』(樋口源一郎)◎ c)『虚栄は地獄』(内田吐夢)◎ d)『稟愛』(フォン・イ…

ヤマガタ2007 その2

a) 『雪の結晶(戦前版)』(吉野馨治)○ 『かえるの発生』(吉田六郎)○ 『マリン・スノー 石油の起源』(野田真吉/大沼鉄郎)◎ 『The BONE II』(小林米作、金子文雄)△ 『一粒の麦』(松川八洲雄)△ b) 『タツノオトシゴ』『四次元』『吸血コウモリ』『…

ヤマガタ2007 その1

a)『アレンテージョ、めぐりあい』(ピエール=マリー・グレ)△ b)『鳳鳴―中国の記憶』(ワン・ビン)△ c)『とべない沈黙』(黒木和雄)△ d)『映画の都、ふたたび』(飯塚俊男)△ 『アレンテージョ、めぐりあい』は最初のショットを見た瞬間にいやな予感がし…

a)『呼応計画』(フリードリヒ・エルムレル/セルゲイ・ユトケーヴィチ)◎ b)『ブラック・スネーク・モーン』(クレイグ・ブリュワー)○ 先月前半はB学校関連の上映会が三週連続あったので、その全作品を見ることに休日の大半を割き、しかもしばしば朝まで呑…

10月のオススメ

金曜からヤマガタ行ってきまっす。 〜10/10 映画の授業 ロシア古典映画篇@アテネフランセ文化センター http://www.athenee.net/culturalcenter/schedule/program/russiasoviet/russiasoviet.html ☆ 半分くらい上映が終わってしまったが、残りだと『戦火の大…