2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧
a)『パリのスキャンダル』(ダグラス・サーク)★★★★もう何年も書いているような錯覚をときどきおぼえるのだが、この日記も大晦日でようやくまる二年なのだった。この間、ネット上での不毛な論争が数回あって、本当に消耗以外の何ものでもなかったのだが、そ…
昨夜の寒さのせいで風邪をひきかけたせいか午後三時ごろ目覚める。なんだよもう、楽しみにしていた『蘇州の猫』の上映に間に合わないじゃないか、ということで地下上映会を諦め、家にいることにする。せっかく暇なので前から考えていたプロットを一本楽々書…
一時帰国しているKさんと約半年ぶりに新宿で再会。らんぶる地下でスパゲッティを食べながら彼女の英作文添削をSCRさんと一緒に聞く。「Manchukuo」という単語があることを知る。託児所に行く時間だというKさんと別れてから、SCRさんとジュンク堂で映画書漁り…
a)『マシニスト』(ブラッド・アンダーソン)★★
ジャック・ターナーとは誰か?それについてはティエリー・ジュスがよくまとまった紹介文を書いているので以下に訳出する。 「ジャック・ターナーと恐怖の三部作」 ティエリー・ジュス映画監督モーリス・トゥルヌゥールの息子、ジャック・ターナーは1904年11…
a)『私はゾンビと歩いた!』(ジャック・ターナー)★★★★ b)『豹男』(ジャック・ターナー)★★★★ c)『恐ろしき結婚』(ジャック・ターナー)★★★★
a)『キング・コング』(ピーター・ジャクソン)★★
a)『さよなら、さよならハリウッド』(ウディ・アレン)★★★ b)『メリンダとメリンダ』(ウディ・アレン)★★ ウディ・アレンの出ていないウディ・アレン映画なんて…というわけで『メリンダとメリンダ』よりは『さよなら、さよならハリウッド』を強く推す。
今日のお題は「『祝祭のあとさき』―60年代から70年代への視覚―メロドラマ的なるものの滞留」。配付された資料に蓮實重彦氏の前書きがあるのでまずそれを引用してみよう。 1960年代は、日本映画にとって「変化」の時代であると同時に、「衰退」の時代でもある…
a)『私はゾンビと歩いた!』(ジャック・ターナー)★★★★ b)『レベル5』(クリス・マルケル)★★★ c)『ベルリン特急』(ジャック・ターナー)★★★★
a)『恐妻家三代』(ユ・ヒョンモク)★★★
a)『修学旅行』(ユ・ヒョンモク)★★★
a)『沙羅双樹』(河瀬直美)★★
a)『終電で来た客たち』(ユ・ヒョンモク)★★★ b)『SAYURI』(ロブ・マーシャル)★★ b)京都を舞台に一人の芸者の半生を描いた作品であるにもかかわらず、メインとなる三人の芸者は、チャン・ツィイー、ミシェル・ヨー、コン・リーといずれも中国系の女優によ…
a)『キング・コング(1933)』(メリアン・C・クーパー/アーネスト・B・シュードサック)★★★★ b)『白い月』(河瀬直美)★
a)『帰郷』(萩生田宏治)★★ b)『君が元気でやっていてくれると嬉しい』(萩生田宏治)★★
照明が私ひとりな上に、キャメラマン兼カントクが好き勝手なことを言ってくれるので、さすがにこちらもブチ切れ、「じゃあお前がやってみろ」とつい口にしてしまった。ははは。まあその後、キッチリ仕事はこなしましたけど。十二時間労働、疲れた。
a)『誤発弾』(ユ・ヒョンモク)★★★弟が銀行強盗で逮捕され、妻が難産で急逝したそんな日に人は歯を抜いたりしない。しかしこの映画の主人公はそうするのだ!しかも親知らずを同時に二本も!そんな無茶な。新東宝ノワール的な雰囲気の中で展開される行き場の…
a)『Mr.&Mrs.スミス』(ダグ・リーマン)★★悪くない。これだけ内容のない話(褒め言葉)を大金かけて真剣に作れるハリウッドがほんと羨ましい。アンジェリーナ・ジョリーの足癖の悪さは魅力的。「イパネマの娘」が流れるエレベーターのシーンの妙な間も可笑…
a)『悪意の眼』(クロード・シャブロル)★★★ b)『317小隊』(ピエール・シェンデルフェール)★★★★
a)『大通り』(ファン・アントニオ・バルデム)★★ b)『モラン神父』(ジャン=ピエール・メルヴィル)★★★川崎の夜は寒い。市民ミュージアム前のバス停で20分ほど底冷えのする寒さのなかバスを待っていたら死にそうになった。武蔵小杉でバスを降りたらSCRさん…
a)『エリザベスタウン』(キャメロン・クロウ)★★たぶんプレストン・スタージェスをやりたかったのだろうなあ。だが今のアメリカ映画ではそれは無理なのだなあ(それができるのはイーストウッドだけ?)。でもその心意気は買おう。なおキャッチホンの活用の…