2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

a)『黄色い風土』(石井輝男)★★ b)『実録三億円事件 時効成立』(石井輝男)★★★

a)『徳川女系図』(石井輝男)★★★ b)『徳川女刑罰史』(石井輝男)★★★

撮影日誌その7

ヒロイン降板という不運に見舞われた後、三週間ほどの中断を経てようやく再開。今日は子役二人(5歳と11歳の男の子)を使い、設定を変えた上で初日に撮った分のリテイクと他のシーンの撮影。天気予報では雨のはずだったが、究極の晴れオトコの録音Eくんの力…

11月のオススメ

特集上映 10/29〜11/11 追悼 石井輝男監督特集@新文芸坐 http://www.shin-bungeiza.com/schedule.html#1029 ☆正直それほど好きな映画作家ではないのですが、見るに越したことはないでしょう。まあこの作家に関しては詳しい方がいろいろいらっしゃるので、門…

a)『ドミノ』(トニー・スコット)★★ 脇役(と豪華ゲスト)は皆素晴らしかったけど、ちょっと(っていうか、かなり)長くない?あと20分は切れると思うんだけど…

a)『台風太陽』(チョン・ジェウン)★★★★ なお『颱風太陽』の短編版はこちら http://www.breaktown.com/cinema/index.htm

a)『恐ろしき結婚』(ジャック・ターナー)★★★★ b)『メアリー・オブ・スコットランド』(ジョン・フォード)★★★★

ボニゼールとことんシナリオを語る その7(最終回)

a)『有頂天時代』(ジョージ・スティーヴンス)★★★ b)『ブロンドの殺人者』(エドワード・ドミトリク)★★★ c)『市民ケーン』(オーソン・ウェルズ)★★★★ (昨日の続き) 7.終えること 私は、あるテクストをいかにして終えるのか決して分かったことがない、そ…

ボニゼールとことんシナリオを語る その6

a)『艦隊を追って』(マーク・サンドリッチ)★★★★ (昨日の続き) 6.嘘と身体 物語の登場人物たちはいつも目隠しされている。そのことは黄金律でなくてはならないだろうし、作者の透明な分身であるような登場人物の大きく開かれた目を通して私たちに出来事を…

ボニゼールとことんシナリオを語る その5

a)『踊らん哉』(マーク・サンドリッチ)★★★★ (昨日の続き) 5.登場人物と出来事 語ることと殺すこと、語ることと死ぬこととはしばしば関係が深いように思われる。なぜ、シェヘラザード姫〔『千夜一夜物語』の語り手〕は千と一夜の物語を彼女の死と交換する…

ボニゼールとことんシナリオを語る その4

a)『石の賛美歌』(ミシェル・クレイフィ)★★ b)『豊穣な記憶』(ミシェル・クレイフィ)★★★ c)『マアルール村はその破壊を祝う』(ミシェル・クレイフィ)★★ d)『バニー・レークは行方不明』(オットー・プレミンジャー)★★★★ (昨日の続き) 4.語り手と語…

ボニゼールとことんシナリオを語る その3

(昨日の続き) 3.映像は物語る それでははたして、シナリオライターは何よりもまず「物語る人」なのだろうか。シナリオライターは単なる語り手なのだろうか。 語り手とは全知の人であり、シナリオライターとは専門家、プロ、技術者でなければならないという…

クリス・フジワラ講演会/ボニゼールとことんシナリオを語る その2

アテネにてクリス・フジワラ氏の講演会。客席の1/3ぐらいが映画批評家で占められていた。しかも蓮實先生を筆頭に凄い面子。 講演の内容は、ジャック・ターナー、成瀬巳喜男、オットー・プレミンジャーの三人の映画作家に通底するテーマとして、様々な葛藤の…

ボニゼールとことんシナリオを語る その1

a)『バクステル、ヴェラ・バクステル』(マルグリット・デュラス)★★★ b)『マルグリット、あるがままの彼女』(ドミニク・オーヴレイ)★★ c)『自由、夜』(フィリップ・ガレル)★★★★ d)『トップ・ハット』(マーク・サンドリッチ)★★★★ e)『豹男』(ジャック…

横浜某所(遠いよ!)まで出かけると、ばったりF嬢に出会う。用事を済ませ、急いでアテネに直行。Mさんの御好意でドミニク・オーヴレイ女史の講義に参加させていただく。「私はシナリオを読みません」との発言の清々しさに感動(ただしラッシュを見ただけで…

a)『薔薇合戦』(成瀬巳喜男)★★★ b)『ホワイティ』(ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー)★★★

a)『悪魔のやから』(ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー)★★★

a)『三重スパイ』(エリック・ロメール)★★★★ b)『シークレット・ファイル』(パウロ・ベンヴェヌーティ)★★★ c)『マルタ』(ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー)★★★

a)『騎兵隊』(ジョン・フォード)★★★★ b)『荒野の女たち』(ジョン・フォード)★★★★

a)『バクステル、ヴェラ・バクステル』(マルグリット・デュラス)★★★ b)『言葉の色』(ジェローム・ボージュール/ジャン・マスコロ)★ c)『犬の生活』(チャールズ・チャップリン)★★★★ d)『担え銃』(チャールズ・チャップリン)★★★★ e)『偽牧師』(チャ…

東京国際映画祭、パス

a)『船舶ナイト号』(マルグリット・デュラス)★★★★ b)『トラック』(マルグリット・デュラス)★★★★ c)『ターミナル』(スティーブン・スピルバーグ)★★ d)『レディ・ウェポン』(チン・シウトン)★ 今月末から東京国際映画祭が始まることをすっかり忘れてい…

a)『船舶ナイト号』(マルグリット・デュラス)★★★★

a)『プリースト判事』(ジョン・フォード)★★★★

撮影日誌その6

二週間ぶりに撮影再開。予想通りの展開になったので、前日の打合せどおりBプランで撮影することに。Yさん、Mくんともに素晴らしかった。久方ぶりの充実感。数年ぶりに照明を組み(と言っても非常にシンプルなもの)、何か仕事をした気になった。今日はなかな…

思い出のびがっこー映画

皆さんすでに御存じのこととは思いますが、「(有志による)映画美学校掲示板」で、過去に映画美学校映画祭で上映された自主制作作品と映画美学校製作作品の再上映のリクエストを受け付けています。詳細は以下で。 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/mov…

期待/忘却

朝6時に撮休の電話連絡で叩き起こされる。時間を変えてミーティングとのメールあり。気の弛みか二度寝してしまい、この現場で初の遅刻。そのままスタッフのみでいつもの場所へ向い、ロケハンとブツ撮り。待ち人来らず。帰りにKくんちで焼肉、癒される。 「わ…