La guerre est finie

a)『戦争は終わった』(アラン・レネ
海外から小包が届く。箱を開けてみると、ジャン・ドゥーシェの批評集、現在唯一のモンテイロの研究本、「cinema」誌の7、8号、『危険な場所で』(ニコラス・レイ)のDVDという豪華な内容で、こんな素晴らしいクリスマス・ギフトを誰が送ってくれたんだろうと驚嘆するが、よくよく考えてみるとひと月前にAmazon.frに注文したものがたまたま今日届いただけなのだった。何だがっかり。「cinema 08」には蓮實重彦ジョン・フォード論が載っていて、しかも『Bucking Broadway(鄙より都会へ)』(ジョン・フォード)のDVDのおまけつき。あいかわらずエイゼンシッツさんはいい仕事してます。さて仕事を早々に切り上げて、日仏までレネを見に行くと、Sさんが「クリスマス・イヴにレネを見に来て下さってありがとうございます」と上映前のあいさつでおっしゃっていて、確かに何やってんだオレと苦笑したのだった。