黄色い家の記憶

hj3s-kzu2005-07-17

a)『黄色い家の記憶』(ジョアン・セーザル・モンテイロ)★★★★
a)この作品についてはid:hj3s-kzu:20040806を参照のこと。詳しいデータは以下の通り。

黄色い家の記憶 Recordacoes da Casa Amarela 1989(120分)

(スタッフ)
監督・脚本:ジョアン・セーザル・モンテイロ/撮影:ジョゼ・アントニオ・ルレイロ/編集:ヘレナ・アルヴェス、クラウディオ・マルティネス/録音:ヴァスコ・ピメンテル/美術:ルイス・モンテイロ/製作:ジョアン・ペドロ・ベナルド、ジョアキン・ピント/製作会社:GER

(キャスト)
ジョアン・セーザル・モンテイロ(ジョアン・デ・デウス)/マヌエラ・デ・フレイタス(ドナ・ヴィオレッタ)/ルイ・フルタード(アルマンド氏)/テレサ・カラード(ジュリエッタ嬢)/デュアルテ・デ・アルメイダ(フェルディナンド)/アントニオ・テリーニャ(医師)/サビーナ・サッチ(ミミ)/イレーネ・デ・メデイロス(ミミの声)/ヘンリケ・ヴィアナ(警察署長)/ルイス・ミゲル・シントラ(リヴィオ)

(あらすじ)
1989年、リスボン。川そばの街の古い界隈に、哀れな中年男が、安い家族経営の寮の一部屋に住んでいる。 病気や様々な不運に苦しめられて、不幸への抵抗としてシューベルトと、おそらくは映画へのあいまいな闘志を常食とする、この愚者は、女家主の娘の貞操への挫折した試みの後に追い出される。
ひとりぼっちで、あらゆる生活手段を失って、彼は都市の厳しさに直面し、精神病院に収容される。自由な人間としての熟慮された決定によって、彼はそこを抜け出す。彼自身のような精神病者である旧友が指し示した、「豊かで奇妙な(リッチ・アンド・ストレンジ)」使命(「行って、彼女らを濡らしめよ!」)を果たすために。
...そしてここだけの話だが、いつも陽気に、彼はそれをやったとさ…