a)『AA』(青山真治)◎
b)『三人の女』(ロバート・アルトマン)◎
前回見た時は冷静に見られなかった『AA』だが、今回は割と距離を置いて見ることができた。こんなに面白かったのね、と今さらながら吃驚。特に第四部が素晴らしく、冒頭の新潟沖のショットからタイトルを挟んで高橋巌に繋ぐ呼吸の素晴らしさ。全編中の白眉だと思う。帰国中の盟友Kさんにバッタリ会ったら、彼女も高橋巌の顔の素晴らしさに感動していた。