関西訪問記Part2 その3

で、ほとんど眠ることもできずに目覚める。起きると寝汗をかいていて、少し寒気がした。もしやインフ…!と思うがたぶん大丈夫(ホントかよw)。チェックアウトが十時で桃の上映までまだ七時間もあるのでどうしよーかと思い、とりあえず大阪駅のコインロッカーに荷物を預け、西梅田から一駅の肥後橋で降りて、「杉本博司 歴史の歴史」展を見に国立国際美術館へ。化石からデュシャンへ、といった感じの展示はとても面白く、薄暗いホールにぼんやりと浮かぶ「海景」シリーズには感動させられたし(直島、六本木と見るのは三度目だけど、やっぱ凄い)、暗室で放電現象をそのままフィルムに焼き付けたというモノクロームの巨大なパネルは、まるで古代植物の化石か微生物の顕微鏡写真みたいで美しかった。ひびの入ったガラス壁はあんまりいいとは思わなかったけど。会場を出てもまだ全然時間が余っているので、肥後橋から中崎町まで散歩してみる。歩いて三十分くらいかな。
日曜昼の太陽の塔は女性客で賑わっていて、テーブル席は埋まっていたので、カウンター席で一人ぽつんと座っていると、三丸さん、山崎さん、粟津さんと次々にやってくる。で、だべっているうちに上映時間が迫ってきたので店の外に出ると、宮川さんがいたので一緒に階上にあがる。で皆で特別上映の『さくら』(山崎都世子)を観賞。上映後、三丸さんと山崎さんのトーク。三丸さんの司会っぷりの上手さに感心。見習おう。
宮川さんは次の回も見るというので、桃娘たちと呑兵衛へ。で一旦プラネットに戻ってから、桃娘たちはトークがあるので、今度は宮川さんと再び呑兵衛へ。今日もまた景山さんにお会いする。終電近くまで呑み、東梅田で別れ、バス乗り場へ。東京行きの最終便に乗る。アルコールと疲労のおかげですぐに眠りにつくが、バスの揺れのせいか、首がもの凄い角度で横に曲がり、その度に何度も目が覚める。
朝八時に東京駅到着。お腹がすいたので構内でそばを食べてから帰宅。そのまま爆睡し仕事をさぼる。