2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

関西訪問記Part2 その4

朝8時に大阪到着。プラネットの上映にはまだだいぶ間があるので、荷物を中崎町のコインロッカーに預けてから、十三の第七藝術劇場に友人が絶賛していた『小三治』(康宇政)を見に行く。興奮して友人にメールを送る。以下、その抜粋。 で『小三治』ですが、…

ウルマー講演@法政大

講演が終わったら夜行バスに乗って再び大阪に向かう予定だったので、キャリーバッグをごろごろ引きずって法政へ。映像素材の頭出し確認を小一時間ほどしてから、一旦帰宅。だらだらしているうちにあっという間に出番の時間が近づいてきたので、飯田橋に戻り…

フランソワ・トリュフォーとことんウルマーを語る

フランソワ・トリュフォーによる『裸の夜明け』評(1956年) 『裸の夜明け』は、あまりにも前宣伝がなされなかったために、あっさり見逃してしまうかもしれない、そんな小さなアメリカ映画である。ユニバーサルはこの映画を配給する代わりに妨害行為を行なっ…

関西訪問記Part2 その3

で、ほとんど眠ることもできずに目覚める。起きると寝汗をかいていて、少し寒気がした。もしやインフ…!と思うがたぶん大丈夫(ホントかよw)。チェックアウトが十時で桃の上映までまだ七時間もあるのでどうしよーかと思い、とりあえず大阪駅のコインロッカ…

関西訪問記Part2 その2

ベッドに横になりながら、MacBookで知人の作品をDVDで見ていたら、いつの間にか爆睡していた。眼鏡がどこかに消えてしまい、しばらく横山やすし状態になるが、布団の中に発見。携帯で時間をチェックするとまだ午前九時半。法政のUくんから着信があったので、…

関西訪問記Part2 その1

で、ようやく大阪に向けてバス出発。二階席の一番前だったので、素晴らしい眺望。しばらくウルマー関係の最近出た英語文献を読んでいたが、さすがに疲れで眠くなる。仮眠。三時間ほどして目が覚める。渋滞で到着時間が遅れるらしい。再び読書再開。電子辞書…

見逃していた『灰土警部の事件簿〜人喰山』(にいやなおゆき)が見られるということで「傑力珍怪映画祭」の先行特別上映会を見に渋谷のアップリンクへ。立ち見が出るほどの盛況。堀禎一くん、宮川さん、中山くん、ちからさん、木村文洋くんなどいろんな友人…

a)『NOISE』(オリヴィエ・アサイヤス)× 法政自主ゼミ(別名、N山H孝ファンクラブ(仮))の日。今日もまた遅刻。皆すまん。今日は法大生の集まりが悪く、結果、残りのメンバーの平均偏差値がめちゃめちゃ高くなってしまったために、やたらとサクサク進んだ…

a)『恐怖のまわり道』(エドガー・G・ウルマー)◎ b)『鎖につながれた女たち』(エドガー・G・ウルマー)○ c)『青ひげ』(エドガー・G・ウルマー)◎ 法政ウルマー上映会初日。あまりにもハードコアな企画なだけに、どれだけ人を呼べるのか危ぶまれたが、蓋を…

五月大歌舞伎を見に歌舞伎座へ。久々の歌舞伎、なのだが三階の西側だったので、身を乗り出しても花道が見えない……ううっ。演目は「毛剃」「夕立」「神田ばやし」「鴛鴦」。個人的には情感溢れる「夕立」が良かった。まあ菊五郎が出てれば大体オッケーなのだ…

宮川さんが日帰りで東京に来てたので、仕事帰りに新宿で落ち合い、マックで楽しくお茶しながら神戸の上映会チラシの打ち合わせ。夜行バス乗り場まで見送り。てか「今月のミヤガワ率120%」w

a)『モンテ・クリストの妻』(エドガー・G・ウルマー)◎

a)『彼女の姉妹の秘密』(エドガー・G・ウルマー)◎ 三週間後に同じテーマの講演を控えている身としては、ネタ被ったらやだなーと思いつつ、ひやひやしながらクリスの講演を聞く。「カップル」という言葉が出た時には、ああーやはり君もそこに目をつけたかー…

a)『バーン・アフター・リーディング』(ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン)×

a)『RR』(ジェームス・ベニング)○ b)『ミルク』(ガス・ヴァン・サント)○

a)『フロスト×ニクソン』(ロン・ハワード)○

a)『青少年のための映画入門』『疱瘡譚』『マルドロールの歌』『ローラ』『審判』(寺山修司)△ b)『プッチーニと娘』(パオロ・ベンヴェヌーティ)◎ 前売券が完売してしまったので、当日券を手に入れるべく、早起きして午前九時半に会場に到着。すでに長蛇…

RIP KI

a)『エッジ・レタリング、ごみ、スプロケット穴などが現れるフィルム』『澄ましバターの表面に浮き上がるフィルム』『読解力回復』『この画面のどこがおかしい?』『イエスよ、永遠の今に感謝します』『ワイド・アングル・サクソン』『結婚仲介人の冗談につい…

a)『魔女ゴスタンツァ』(パオロ・ベンヴェヌーティ)◎ B学校にてベンヴェヌーティの特別講義。新作『プッチーニと娘』の物語=稗史が厳密な資料調査を元にいかにして構想されたかを、前作『シークレット・ファイル』の登場人物たちさながらの手つきで鮮やか…