2009-01-01から1年間の記事一覧

関西訪問記Part3 最終回

京都国際学生映画祭で文洋くんの『へばの』がトークつきで特別上映されるということなので、昨日の御礼に京都に移動。紅葉シーズンということで人がごった返し、いろいろ探しまわってもどこのコインロッカーも塞がっているので、結局、荷物を宅急便で送るこ…

関西訪問記Part3 その3

最終日の本日は掘潤之さんとのトークショー。補助席がでるほどの満員。文洋くんも見に来てくれた。堀さんに十聞かれて一しか答えないケンシロウさんに対し、一聞かれて十答える私。終ってから皆に喋り過ぎと言われる。堀さんの車で皆一緒に中崎町まで行き、…

関西訪問記Part3 その2

休映日だったので、朝までコースの後、寝ずに一日中ホテルにこもって、明日が〆切のルー・カステルの資料作成を。途中まで仕上げたところで力尽きて仮眠。夜、ケンシロウさんの新作『シネマトグラフ オブ エンパイア2』(早っ!)の粗編集を見に、「DVU」の…

関西訪問記Part3 その1(実は三日目)

トーメ見たさに大阪からとんぼ返りしたはいいが、朝までコースの後、渋谷から始発で帰宅し、そのまま新宿に戻って昼バスで大阪へ。さすがに道中爆睡。大阪に着くと、ホテルで一息ついてから、「大阪短編映画特集」を見に歩いてプラネットへ。今晩のトークの…

RIP TO

大里俊晴さんが亡くなられました。心から御冥福をお祈りします。青山真治氏による追悼文 http://blue.ap.teacup.com/himaraya/509.html室井尚氏による追悼文 http://tanshin.cocolog-nifty.com/tanshin/2009/11/post-82ab.html - a)『樹氷のよろめき』(吉田…

トークショーのおしらせ

というわけで今年三度目の関西訪問を果たし、無事、拙作の公開初日と二日目の舞台挨拶をして帰京したわけですが、水曜にまたシネ・ヌーヴォさんに伺いますので、関西のシネフィルの方々は見に来てね。というわけで今後の上映スケジュールです。 11/17(火)…

『吉野葛』あるいはバスター・キートン的政治映画

盟友の堀禎一氏が一年ほど前に送ってくれた未発表の『吉野葛』評を祝公開ということで期間限定でお蔵出し。 『吉野葛』 バスター・キートン的政治映画 『吉野葛』はまるでバスター・キートンの映画のようだ。もちろんこの作品が優れた喜劇であるという意味に…

極北のインディペンデント映画がやって来る

11/14~11/20に大阪シネ・ヌーヴォXにて、拙作『吉野葛』が『シネマトグラフ オブ エンパイア』(木村卓司)とカップリングでレイトショー公開されます(11/19は休映)。今年5月に行われた神戸映画資料館の上映は残念ながらDVDでの上映でしたが、今回はキチン…

a)『スペル』(サム・ライミ)◎

a)『愛染かつら』(中村登)△ b)『続・愛染かつら』(中村登)△

a)『今年の恋』(木下恵介)○ b)『秋津温泉』(吉田喜重)◎

a)『TOCHKA』(松村浩行)◎ 上映後のトークでは、鎌田哲哉さんが鋭い問いかけを松村くんに投げかけていて流石と思った。打ち上げの席で初対面の鎌田さんが拙ブログを読まれていることを知り恐縮する。始発の時間に駅前で一旦解散するが、鎌田さん、松村くん…

a)『離愁』(大庭秀雄)△ b)『葉子の結婚』(小出豊/佐藤央/粟津慶子/長島良江/矢部真弓/万田邦敏)△ MANDA3DAYS最終日。もち朝までコース&朝マック(ともに美女多し・笑)。 オムニバスの『葉子の結婚』は、個々の短編についての詳述は避けるが、カッ…

a)『西風』(万田邦敏)◎ 『四つ数えろ』(万田邦敏)◎ 『SCHOOL SOUNDS』(パロディアス・ユニティ[万田邦敏/黒沢清/田山秀之])◎ b)『女の子はみんなふた子である』(万田邦敏)◎ 『逃走前夜』(万田邦敏/黒沢清)◎ 『大回転』(万田邦敏)◎ c)『新・…

a)『夜の足跡』(万田邦敏)○ 『う・み・め』(万田邦敏)○ b)『夫婦刑事』(万田邦敏)○ 『続・夫婦刑事2』(万田邦敏)○ 『新・新夫婦刑事 プロゴルファーナースの巻 その2 Part III』(万田邦敏)○ 『真夫婦刑事外伝 逃げ去る不邪見』(万田邦敏)○ c)『×…

a)『鄙から都会へ』(ジャック・フォード[ジョン・フォード])◎ b)『野人の勇』(ジャック・フォード)◎ c)『血涙の志士』(ジョン・フォード)◎ d)『インディアンの郵便で』(ジャック・フォード)◎ 「エラいぞ、法大生!」シリーズも初期フォードをもっ…

a)『集金旅行』(中村登)○ b)『悪女の季節』(渋谷実)△

a)『母なる証明』(ポン・ジュノ)×

a)『ひとり寝る夜の小夏』(青柳信雄)△ b)『やくざ囃子』(マキノ雅弘)◎ c)『旅路』(稲垣浩)○ d)『山鳩』(丸山誠治)○

a)『パンドラの匣』(冨永昌敬)×

a)『Talkie & Silence』(舩橋淳)△ b)『echoes エコーズ』(舩橋淳)△ c)『よろこび』(松村浩行)◎ d)『YESMAN/NOMAN/MORE YESMAN』(松村浩行)◎ e)『つかのまの秘密さ海の城で〜水無月蜜柑試篇』(松村浩行)△ 会場で七里さんと久々に再会。打ち上げに…

a)『ボヴァリー夫人』(アレクサンドル・ソクーロフ)○ 渋谷で、渡仏する深雪嬢の送別会。もち朝までコース。

a)『三十三間堂通し矢物語』(成瀬巳喜男)◎

東京国際映画祭2009 その7

a)『よく知りもしないくせに』(ホン・サンス)◎ b)『バトル・イン・ヘブン』(カルロス・レイガダス)○ ホン・サンスの新作はスレイマンのと並び、今回の映画祭の現代映画部門ベスト(ちなみに古典映画部門ではマーシュイ・ウェイパンとキム・ギヨンが圧勝…

東京国際映画祭2009 その7

a)「アン・ホイTV作品集1」(アン・ホイ)○ b)『アレキサンドリア―ニューヨーク』(ユセフ・シャヒーン)○ 「アン・ホイTV作品集1」は、TVB(電視廣播有限公司)制作の「竜虎豹」シリーズの「第6集」と「北斗星」シリーズの「アー・ツェ」。前者は全く内容…

東京国際映画祭2009 その6

a)『生きていく日々』(アン・ホイ)△ b)『夜と霧』(アン・ホイ)△ c)『静かな光』(カルロス・レイガダス)△ d)『ハポン』(カルロス・レイガダス)△ 『生きていく日々』は香港の新興団地に住むおばさんとその息子(イケメン)、そして彼女が働くスーパー…

東京国際映画祭2009 その5

a)『小さな山のまわりで』(ジャック・リヴェット)△ b)『玄海灘は知っている』(キム・ギヨン)◎ c)『テッラ・マードレ―母なる大地』(エルマンノ・オルミ)× またまた寝坊。エスカレーター・ダッシュ。よって『小さな山のまわりで』の冒頭を見逃す。しかも…

東京国際映画祭2009 その4

a)「アン・ホイTV作品集2」(アン・ホイ)○ b)「アン・ホイTV作品集3」(アン・ホイ)○ c)『時の彼方へ』(エリア・スレイマン)◎ d)『シーリーン』(アッバス・キアロスタミ)△ またまた寝坊してしまい、エスカレーター・ダッシュ。もう勘弁して。 で「アン…

東京国際映画祭2009 その3

a)『台北24時』(チェン・フェンフェン/ニウ・チェンザー/デビー・スー/チェン・シャオツォ/リー・チーユエン/D.J.チェン/アン・ジョーイー/リー・カンション)△ b)『君と僕(断片)』(日夏英太郎)△ c)『天と地の間に』(ドクトル・フユン)△ d)『…

東京国際映画祭2009 その2

a)『ハサンとマルコス』(ラミ・イマーム)△ b)『苦い権利』(ゼイナブ・アブドゥルラッザーク)× c)『エジプトの物語』(ユーセフ・シャヒーン)○ d)『正当なる背信』(ハーリド・ユーセフ)△本日はエジプト三昧。 『ハサンとマルコス』は全く期待していな…