a)『大通り』(ファン・アントニオ・バルデム)★★
b)『モラン神父』(ジャン=ピエール・メルヴィル)★★★

川崎の夜は寒い。市民ミュージアム前のバス停で20分ほど底冷えのする寒さのなかバスを待っていたら死にそうになった。武蔵小杉でバスを降りたらSCRさんも来ていたことに気づく。あんまり冷えるので駅で一緒にうどんを喰う。『モラン神父』は、ベルモンドが神父を演じるという設定だけ聞くと噴飯ものだが、これが結構いいんだな。エマニュエル・リヴァももちろん素晴らしい。帰りに渋谷のブックファーストに立ち寄って、いま巷で話題の映画書を手に取るが、一行目から誤植があって呆れる(ある意味凄いが)。「黒川清」って…