クライミライ

この間、『天使の影』(シュミット)を見るために列に並んで待っている時に、ユーロ代表のHさん(B学校理事)から立ち話でうかがったのだが、フィルムセンターの観客のうち、学生の占める割合が、バブル期には50パーセントを占めていたのが、現在はわずか5パーセントしかないそうだ。だったら学生タダにすればいいじゃないですかと言ったら、300円(フィルムセンターの学生料金)でも来ない奴らがタダにしたって来るわけないだろ、と言われた。そりゃそーだ。これ(『天使の影』を見に来ていた人たち)で全員なんだよ、とも。映画の未来にとっては深刻な事態ですね。