よいお年を!

一年を振り返ってみる。地下上映会でやったファスビンダー上映会が記録的な不入りだったので(全て未公開作品だったのに!)、頭にきてしばらく休みにしていたのだが、気がついたら今年はその一回きりだった。来年は今年し忘れた生誕百年のアンソニー・マンロベルト・ロッセリーニの未公開作品の上映会を必ずやるつもりなので皆、絶対にくるように(今度、不入りだったら次はもうやらん!)。あとウルマー、モンテイロ、ベッケル、ガレルなんかもやる予定(しつこいけど客の入り次第ね)。と、まあ「映す」方の活動はこんな感じだった。他方、「撮る」のと「書く」のは今年後半からかなり忙しくなり、前者は、「neofest2006」での旧作『吉野葛』の上映と「十善戒」用の新作短編『火の娘たち』(あと「夫婦刑事」シリーズの脚本というのもあった)、後者は、「flowerwild」創刊によって毎月コンスタントに原稿生産に励み(これに伴い外国語資料を「読む」という作業にかなりの時間を取られるようになった)、その他にいろんな裏方仕事も増えた(特に年末これが立続けにきたので正直しんどかった。依頼される方はもう少し早めにお願いします)。とまあ、いろいろと映画的には充実してたような気が(私生活的には相変わらずさっぱりだけど)。で、これらをこなしつつ、もちろん「見る」というのもペースダウンせずにやっていたのだった(まあこれが全ての基礎だからね)。まあ来年もこんな調子で頑張っていきたいと思う。明日は2006年のベストを発表しますのでお楽しみに。