ショートショートフィルムフェスティバル2008 その4

a)「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2008」フランスプログラムより
『最後の叫び』(Gregory Morin)×
『初ディナーデート』(Cecile Vernant)×
『フリーダブ ワン』(Stephane Elmadjian)×
『ファミリー・クリスマス』(Fabienne Berthaud & Aruna Villiers)×
『トースト』(Guillaume Colomb)×
『夜明けの出来事』(Xavier Gens)×
『死刑の実況中継』(Alexis Ferrebeuf)×
b)「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2008」アジア&ジャパンプログラムCより
『結果:陽性』(Astu Prasidya)×
『霊柩車の男』(大山千賀子)×
『DJ: LA』(Jerry Chan)×
『おとうさんのたばこ』(塩崎祥平)×
『キャビンマン』(Ashish Pandey)×
『弁当夫婦』(ユースケサンタマリア)○
『雪だるま環境戦争』(Kathrin Gnorski)×
c)「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2008」インターナショナルプログラムAより
『いい男の作り方』(John Susman)×
『清掃夫の復讐』(Noel Kearns)×
『聴く男』(Kester Dyer)×
『タンゴ・ウィズ…』(Saida Kurpesheva)×
『息子』(R.L. Hooker)×
『41秒』(Tobias Martin & Rodney Sewell)×
『ウェルカム』(キルステン・ダンスト)△
『バイバイ、ママ』(Ivan Shvedoff)×
『緑の未来』(Peter King)×
d)「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2008」アジア&ジャパンプログラムDより
『ほわいと。ポーズ』(古新瞬)×
『色の世界』(Derrick Lui & Chee Tian Lee)×
『たった一つの太陽』(ウォン・カーウァイ)△
『血と香』(Carl Valiquet)×
『ありふれた帰省』(須藤元気)×
『what Should We do?』(岸本威)×
フリーパスを保管していた監督ちゃんが待ち合わせに4時間遅刻してくれたのでインターナショナルプログラムBを見逃す。いくら遅刻魔とはいえ、ここまでくると才能以外の何物でもないので、怒る気が失せた。
で、今日は幕間を除くと正味7時間ほどショートフィルムを見たが、ユースケサンタマリアの作品が見られて本当に良かった(永作博美がよい)。これまで異業種から参入した監督の映画というのは北野武を除くと良かった試しが一度もないのだが、これはその数少ない例外。『R246』というオムニバス映画の一編として公開される予定なので、ぜひ見てもらいたい。今回の映画祭で見た約80本のショートフィルムの中では個人的にベスト。ウォン・カーウァイの作品は再見して、かなり好きになった。アイデアを深く掘り下げることのない上っ面な作品が多数を占めていたが、どうせ上っ面なものを撮るなら、ここまで堂々とやってくれれば天晴れである。