a)『私は猫ストーカー』(鈴木卓爾)○
b)『ラッシュライフ』(真利子哲也遠山智子/野原位/西野真伊)×
c)『快楽学園 禁じられた遊び』(神代辰巳)○
d)『嗚呼!おんなたち 猥歌』(神代辰巳)◎
私は猫ストーカー』は悪くない。ただ「秘宝伝授」のシーンはケイリー・グラントが演じてたら抱腹絶倒になるんだけどなーと思いながら見た。ないものねだりだけど。
『ラッシュライフ』は酷いの一言。演出、技術ともに劇場公開レベルに達していないと思う(プロデューサーはもう少し考えようよ)。これだったらまだ『夕映え少女』の方が見るべきところはあった。特に美術のスカスカ具合はなんだろうか(原作、キャストに予算が飛んでしまったため?)。キャストが豪華なので逆に演出の寒々しさが目立った。どれも酷いが低予算を逆手に取ってセットを組まずに自動車一台で押し切った『京子』(野原位)の聡明さが相対的には際立った(あくまでも相対的にだが)。特に遠山さんは反省して下さい。