見逃していた『赤頭巾』(青山真治)がルー・カステルの特別講義で参考上映されるというので、京都から昼バスではなく朝イチの新幹線で帰ってきたのだが、疲労のため寝過ごしてしまう。残念。映画美学校に着いた頃には、ルー・カステルが撮ったケータイ映画しか見られなかった。この作品についてはノーコメントということで。講義では時折挟まれる青山さんの質問を聞きながら、やっぱこの人は映画作家としてだけでなく、映画批評家としても一流だなーと思う(お世辞ではなく)。数日前に仕上げた資料についてカステル本人からグッジョブとのコメントを頂き、クライテリオン盤の『ポケットの中の握り拳』にサインしてもらう。打ち上げには参加できなかったので、ツッチーと桃の大野Pと三人で呑む。