今日も雨、無為に過ごす

今日はアトム・エゴヤンの初公開の二本を見に行くつもりだったのだが、雨が降っていたので中止。家で溜まっていく一方の録画済DVDを整理しているうちに日が暮れてしまった。『ソドムの市』のトークショー付き招待券が当たったのだが、仕事で行けないことが判明し、ちょうどDOGDAYS氏の現場を終えたばかりのid:godardから電話があったので彼に進呈することに。黒沢清高橋洋のトークはどうでもいいのだが(限られた時間では本質的な話もできないだろう)、小嶺麗奈が見たかった…。ここ最近、休みの日には必ず雨が降っていて憂鬱なのだが、まだ買って一年も経たないのにコンバースもアディダスも踵がすり減ってしまい、中底に水が染みてきて雨の日には溜まらなく不快なので外出を控えているのだった。そろそろ新しいのを買わねばと思いつつ、買いに行くのが面倒で先延ばしにしていたのだが(ABCマートの買物袋って持ちにくいしダサいんだもの)、いいかげん明日あたり買わないとまた無為に日々を過ごすことになると危機感が募る。しかし何でスニーカーって一年で駄目になるのでしょうか。資本の論理?ところで最近、クロソウスキーの『ニーチェと悪循環』が文庫化されたので、いまさらながら読んでいるのだが*1、すごいですコレ、驚嘆しつつページをめくる日々。
ニーチェと悪循環 (ちくま学芸文庫) 映画の魔

*1:実はハードカバーの方を十年ほど前に買ったのだが、寝床や電車で読むにはあまりにも重過ぎるので、本棚で埃を被っている。基本的に私は寝床か電車か厠でしか読書をしないのだった。なお風呂場で読むのが流行っているようだが、あれは邪道である。愛書家ならああいうことは絶対しない。