美しきセルジュ
日曜なのに昼から仕事。しかも雨まで降っている。憂鬱。「InterCommunication」がリニューアルしたので、豪華執筆陣の名前につられて買ったが、立ち読みで十分の内容であることが判明し衝撃を受ける。あまりに暇なのでスティーヴ・エリクソンのサイト*1にあるセルジュ・ダネーの英訳をせっせとプリントアウトし、製本までしてしまった。最近出た大部の二巻本集成以外の映画批評集は一応全て持っているのだが、まだ読んでいない。だって自分のフランス語の能力だと時間かかるんだもの。数えてみたらインタビューも含めて二十本もの記事があり、初期から早すぎる晩年にいたるまでを見渡せるちょっとしたアンソロジーが出来上がった。このうち邦訳があるのは「ゴダールの教育学」とビル・クローンによるインタビューだけだと思われる。いまだに『不屈の精神』しか日本語で読めないので*2、私同様、語学力の貧しい方にはこの方法がオススメ。