4月に「カイエ・デュ・シネマ」は、北野武を編集長に迎えた600号記念号を出すそうな。今月号に載っていた予告は以下の通り(拙訳)。
北野武が《シネ=マンガ》のルールを定めた。彼自身が撮影した100枚の写真の中から4枚を選び、そこから物語を想像すること。多くの映画作家たちがこのゲームをすることを受け入れた。ペドロ・アルモドバル、オリヴィエ・アサイヤス、ベルトラン・ボネロ、アルノー・デ・パリエール、ジャック・ドワイヨン、ホン・サンス、黒沢清、クロード・ランズマン、リティー・パニュ、ガス・ヴァン・サント、アピチャッポン・ウィーラセタクン等々。
なお過去に記念号の編集長を務めた映画作家としては、ジャン=リュック・ゴダール(300号)、ヴィム・ヴェンダース(400号)、マーチン・スコセッシ(500号)などがいる。
(追記)なおこの号には蓮實重彦による北野武のインタビューが載るそうだ。
a)『映画史 4A 宇宙のコントロール』(ジャン=リュック・ゴダール)★★★★
b)『ある女の秘密』(ニコラス・レイ)★★★★