a)『肉体の門』(マキノ正博/小崎政房)◎
異常なつなぎ続出。ヒロポン打ちながら映画撮るとこうなるのかと妙な感心をしながら鑑賞。前半、月丘千秋が男と入ったホテルから夜の街に逃げ出すシーンなんて、『決鬪高田の馬場』の有名なシーンみたいに短いパンをしつこく重ねた上、サウンドトラックに教会の鐘、男の歌声、伴奏音楽と三つの異なったメロディを重ねていて、とってもサイケであった。