hj3s-kzu2008-05-24

a)『東京暮色』(小津安二郎)◎
b)『コロッサル・ユース』(ペドロ・コスタ)◎
上映前に蓮實重彦氏の講演あり。レポをアップしないようTくんに釘を刺されたのでしません。そのうち活字になるのでは。
ところでヴィスタからスタンダードに戻ったのは『ヴァンダの部屋』からだと思うんですけど(それはもちろんコスタがDVキャメラを使うようになったことと大いに関係があるはず)。
なお「おしらせ」欄にもあるように『コロッサル』パンフに拙文を寄せましたが、そんなことは実はどうでもよくて、パンフに訳出されている三つの「手紙」の変奏、特に三番目のものを読むためだけにもこれは買う価値がある(というか映画を愛する人なら必携)。涙なくしては読めません。