2007-01-01から1年間の記事一覧

a)「ポーランド短篇名作選集1」より 『イウジャ産陶器』(アンジェイ・ワイダ)△ 『太陽のない時間』(パヴェウ・コモロフスキ)△ 『ロンド』(ヤヌシュ・マイェフスキ)× 『ランプ』(ロマン・ポランスキ)△ 『遊び』(ヴィトルト・レシュチンスキ)△ 『エ…

a)『死者とのちょっとした取引』(パスカル・フェラン)△ b)『ずべ公番長 東京流れ者』(山口和彦)○

a)『スパルタの海』(西河克己)○ b)『処女監禁』(関本郁夫)×

a)『いちごブロンド』(ラオール・ウォルシュ)◎ b)『デス・プルーフ』(クエンティン・タランティーノ)◎ 『グラインドハウス』USA版ではカットされていたラップダンスがようやく見られた。

a)『The Last』(アレクサンドル・レクヴィアシュヴィリ)◎ 赤坂大輔さんによる講演もなかなか興味深かったのだが(おおよその内容は下記のリンク先で読める)、そこで参考上映されたレゾ・チヘイーゼの作品からの数分の抜粋が本当に素晴らしく、個人的には…

a)『一万年、後....。』(沖島勲)◎ この作品の奇天烈さはすでにタイトルに表れている。『一万年後』でも『一万年後。』でも『一万年後…』でもなく、『一万年、後....。』なのだ。そこでは「一万年」と「後」の間が読点で区切られ、しかも最後にピリオドが正…

シネ砦

新宿ルミネで安井ゼミの紅一点、よっしー氏にばったり会ったので一緒にお茶することにしたのだが、そこで「シネ砦」の感想を聞かれる。実はすでに入手しているのだが、まだキチンと読んでいない旨伝えると、彼女はバッグから「シネ砦」をさっと取り出し、ホ…

映画美学校ドキュメンタリー・コース2006年度高等科修了作品発表会

映画美学校ドキュメンタリー・コース2006年度高等科修了作品より。 『ニッポンの、みせものやさん』△ 『きみはいま』× 『彩風白葉』× 『「湾岸沿い」―流通基地としての東京―』× 『理想の幻日』△ 『TX【パイロット版】』× 『日曜日、しかしそれは日曜日では…

5つのエチュード

「5つのエチュード」より。 『Here and There』× 『そこに籠る…』△ 『革命☆前夜』× 『芥子の種』× 『歌舞伎義太夫語り 竹本清太夫』△ 今日は『そこに籠る…』と『歌舞伎義太夫語り 竹本清太夫』が見られてよかった。一芸に生涯を捧げた老人というのは被写体と…

映画美学校フィクション・コース初等科修了作品発表会

フィクション・コース初等科2006年修了作品より。 『そこへ行く』× 『交わる』× 『キミマニア』△ 『箱くずし』△ 『いつか終わるということ』× 『臨月』× 『光の中で』× 2005年度の作品については以前書いたのでそちらを参照のこと(id:hj3s-kzu:20060909)。…

映画美学校映画祭2007その4

映画美学校映画祭2007より。 『ロボット犬アイボの「生」と「死」』× 『島影』△ 『メイド イン J』× 『桃祭07』については以前書いたのでそちらを参照のこと(id:hj3s-kzu:20070304)。『ロボット犬アイボの「生」と「死」』は突っ込みが足りない。例えば、…

映画美学校映画祭その3

映画美学校映画祭2007より。 『日曜日のダンディー』× 『蛾意虫』× 『beautiful day』△ 『電気羊の…。』× 『the beat goes on』× 『水娘』△ 『森のさわさん』△ 『通り魔は通りでしか人を刺さない』△ 『sad girl』× 今日は『beautiful day』が見られて良かっ…

映画芸術入門

ボードウェル&トンプソンの『フィルム・アート』日本語版がついに発売された。この本はアメリカの大学で映画学教科書の定番となっているもので、私も以前、辞書を引き引き原書で読んだ。読後の感想としては「もっと早くこの本に出会っていれば、苦労しない…

a)『グエムル 漢江の怪物』(ポン・ジュノ)△

RIP MS

佐藤真さんが亡くなられました。心から御冥福をお祈りします。

9月のオススメ

今月は見たいのいっぱい。あ、今週末の映画美学校映画祭もお忘れなく!(特に『狂気の海』!) 〜9/26 特集・逝ける映画人を偲んで 2004-2006@フィルムセンター http://www.momat.go.jp/FC/NFC_Calendar/2007-08-09/kaisetsu.html ☆ アナタハン!人情馬鹿!…

秀山祭九月大歌舞伎の夜の部を観に歌舞伎座へ。演目は「阿古屋」、「身替座禅」、「二條城の清正」。映画美学校映画祭の作品を全部見て、朝まで呑むという生活を二日続けたため、さすがに「二條城の清正」ではウトウトしてしまった(あんまり面白くない芝居…

映画美学校映画祭2007その2

映画美学校映画祭2007より。 『西山道 残酷物語』(オムニバス)△ 『シマジマヘリヘリ』△ 『カレー記念日』× 『休日を詠む』× 『魚群探知機』△ 『赤い花』△ 『紅い記憶』× 『ハートに火をつけて』× 今日は『西山道 残酷物語』が見られて本当に良かった。特に…

映画美学校映画祭2007その1

映画美学校映画祭2007より。 『日曜日、しかしそれは日曜日ではない』× 『天国(予告編)』× 『生涯AV男優』× 『La Nuit D'Amour』× 『山下さん』△ 『目のまえ』△ 『十善戒』については以前書いたのでそちらを参照のこと(id:hj3s-kzu:20061112)。『日曜日…

映画美学校映画祭2007のすすめ

今年も映画美学校映画祭の季節がやってきました(今年は9/1、2、8、9に開催)。秋といえば映画祭の季節ですが、私にとって何よりもまずそれは、ヤマガタでもフィルメックスでもなく、映画美学校映画祭なのです。それは映画的快楽が約束された様々な映画祭と…

a)『グラインドハウス(USAバージョン)』(ロバート・ロドリゲス/クエンティン・タランティーノ)◎ ローズ・マッゴーワン最高!マーリー・シェルトンもいいけど(あとカート・ラッセルに殺られちゃう女の子は皆いい)。 なおUSAバージョンは今週の金曜まで…

八月納涼大歌舞伎の第三部「裏表先代萩」を観に歌舞伎座へ。勘三郎が政岡、仁木弾正、小助の三役。小悪党の下男小助がメインの世話物のパートを「裏」として付け加えて新味を出したものだと思われるが、個人的には「表」だけでよかったような気も。勘三郎が…

a)『暗黒街の女』(ニコラス・レイ)◎ b)『アニー・ホール』(ウディ・アレン)○

蓮實重彦とことん日本映画を語る vol.18

本日のお題は「日本の幽霊—魑魅魍魎から遠く離れて—」。つまり前回(id:hj3s-kzu:20070331)の続きである。まず蓮實重彦氏による序言を以下に引用する。 Jホラーと呼ばれる一連の作品—その一部は、監督自身によってハリウッドでのリメイクが行われている—は…

a)『地獄』(中川信夫)◎ なぜか神代版が上映されるものだとばかり思い込んでいたので、新東宝のマークが映った瞬間に間違いに気づく。

a)『人情馬鹿』(清水宏)◎

a)『ナポレオン』(サッシャ・ギトリ)◎

a)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(ロバート・ゼメキス)○

a)『アナタハン』(ジョセフ・フォン・スタンバーグ)◎ b)『怪談かさねが淵』(中川信夫)◎

a)『アメリカン・ニューシネマ 反逆と再生のハリウッド史』(テッド・デミ/リチャード・ラグラヴェネーズ)△ b)『怪談』(中田秀夫)×