2005-01-01から1年間の記事一覧

a)『底抜け大学教授』(ジェリー・ルイス)★★★★

a)『私刑』(中川信夫)★★★★ b)『ベルリン・シャーミッソー広場』(ルドルフ・トーメ)★★★★ c)『焼けた劇場の芸術家たち』(リティー・パニュ)★★

a)『爆彈花嫁』(佐々木啓祐)★★★ b)『子寶夫婦』(斎藤寅二郎)★★ c)『TAKESHIS'』(北野武)★★★ d)『アル中女の肖像』(ウルリケ・オッティンガー)★★

a)『下部ババリアの人間狩り』(ペーター・フライシュマン)★★★ b)『底抜けいいカモ』(ジェリー・ルイス)★★★★

a)『昨日からの別れ』(アレクサンダー・クルーゲ)★★

a)『トロピカル・マラディ』(アピチャートポン・ウィーラセータクン)★★★★

a)『底抜けてんやわんや』(ジェリー・ルイス)★★★★ b)『底抜けもててもてて』(ジェリー・ルイス)★★★★ c)『底抜け便利屋小僧』(ジェリー・ルイス)★★★★ ゴダール、リヴェット、北野武の元ネタはこれだったのね。

a)『ロマンツェ・イン・モル』(ヘルムート・コイトナー)★★★

世界は誰のものか?

a)『クーレ・ワンペ』(スラタン・ドゥードウ)★★★★ a) ナチスが政権を奪取する前年に作られ、当時にあって「ヒンデンブルク大統領と宗教に対する侮辱のため公開を禁止された唯一の作品」*1であるこの映画と『シチリア!』(ストローブ=ユイレ)とは、スト…

a)『心の不思議』(ゲオルグ・ヴィルヘルム・パブスト)★★★

a)『寵姫ズムルン』(エルンスト・ルビッチ)★★★★ b)『デセプション』(エルンスト・ルビッチ)★★★★

a)『怒りの葡萄』(ジョン・フォード)★★★★

a)『残酷・異常・虐待物語 元禄女系図』(石井輝男)★★★★ b)『明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史』(石井輝男)★★★

a)『ポルノ時代劇 忘八武士道』(石井輝男)★★★★ b)『直撃地獄拳 大逆転』(石井輝男)★★ c)『牡蠣の王女』(エルンスト・ルビッチ)★★★★ d)『パッション』(エルンスト・ルビッチ)★★★★ 新文芸坐からアテネへとハシゴ。どちらも立ち見が出るほどの盛況。客…

a)『やさぐれ姐御伝 総括リンチ』(石井輝男)★★★★

All this talk about 'distanciation' is bullshit!

a)『黒線地帯』(石井輝男)★★ オンライン映画批評誌「Senses of Cinema」の最新号で、分厚いロベルト・ロッセリーニ論やジョン・フォード論の著者として知られるタグ・ギャラガーが、ジョン・フォードと溝口健二の血統に連なる映画作家という観点からストロ…

a)『いれずみ突撃隊』(石井輝男)★★★ b)『ならず者』(石井輝男)★★★ c)『アイドルたち』(マルク・O)★★★ c)ビュル・オジェ好きには堪りませんな。70年代のリヴェットみたいな変な繋ぎあり(編集はユスターシュ)。あ!てことはリヴェットより早いんだ!す…

God Bless America?

a)『ランド・オブ・プレンティ』(ヴィム・ヴェンダース)★★★★ b)『石川五右ヱ門の法事』(齋藤寅二郎)★★★ c)『突貫驛長』(齋藤寅二郎)★★ d)『花と嵐とギャング』(石井輝男)★★ e)『恋と太陽とギャング』(石井輝男)★★★ f)『その男、事情あり』*1(チョ…

a)『黄色い風土』(石井輝男)★★ b)『実録三億円事件 時効成立』(石井輝男)★★★

a)『徳川女系図』(石井輝男)★★★ b)『徳川女刑罰史』(石井輝男)★★★

撮影日誌その7

ヒロイン降板という不運に見舞われた後、三週間ほどの中断を経てようやく再開。今日は子役二人(5歳と11歳の男の子)を使い、設定を変えた上で初日に撮った分のリテイクと他のシーンの撮影。天気予報では雨のはずだったが、究極の晴れオトコの録音Eくんの力…

11月のオススメ

特集上映 10/29〜11/11 追悼 石井輝男監督特集@新文芸坐 http://www.shin-bungeiza.com/schedule.html#1029 ☆正直それほど好きな映画作家ではないのですが、見るに越したことはないでしょう。まあこの作家に関しては詳しい方がいろいろいらっしゃるので、門…

a)『ドミノ』(トニー・スコット)★★ 脇役(と豪華ゲスト)は皆素晴らしかったけど、ちょっと(っていうか、かなり)長くない?あと20分は切れると思うんだけど…

a)『台風太陽』(チョン・ジェウン)★★★★ なお『颱風太陽』の短編版はこちら http://www.breaktown.com/cinema/index.htm

a)『恐ろしき結婚』(ジャック・ターナー)★★★★ b)『メアリー・オブ・スコットランド』(ジョン・フォード)★★★★

ボニゼールとことんシナリオを語る その7(最終回)

a)『有頂天時代』(ジョージ・スティーヴンス)★★★ b)『ブロンドの殺人者』(エドワード・ドミトリク)★★★ c)『市民ケーン』(オーソン・ウェルズ)★★★★ (昨日の続き) 7.終えること 私は、あるテクストをいかにして終えるのか決して分かったことがない、そ…

ボニゼールとことんシナリオを語る その6

a)『艦隊を追って』(マーク・サンドリッチ)★★★★ (昨日の続き) 6.嘘と身体 物語の登場人物たちはいつも目隠しされている。そのことは黄金律でなくてはならないだろうし、作者の透明な分身であるような登場人物の大きく開かれた目を通して私たちに出来事を…

ボニゼールとことんシナリオを語る その5

a)『踊らん哉』(マーク・サンドリッチ)★★★★ (昨日の続き) 5.登場人物と出来事 語ることと殺すこと、語ることと死ぬこととはしばしば関係が深いように思われる。なぜ、シェヘラザード姫〔『千夜一夜物語』の語り手〕は千と一夜の物語を彼女の死と交換する…

ボニゼールとことんシナリオを語る その4

a)『石の賛美歌』(ミシェル・クレイフィ)★★ b)『豊穣な記憶』(ミシェル・クレイフィ)★★★ c)『マアルール村はその破壊を祝う』(ミシェル・クレイフィ)★★ d)『バニー・レークは行方不明』(オットー・プレミンジャー)★★★★ (昨日の続き) 4.語り手と語…

ボニゼールとことんシナリオを語る その3

(昨日の続き) 3.映像は物語る それでははたして、シナリオライターは何よりもまず「物語る人」なのだろうか。シナリオライターは単なる語り手なのだろうか。 語り手とは全知の人であり、シナリオライターとは専門家、プロ、技術者でなければならないという…