Happy New Year !

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 早速2023年のベストテンを。今回もあえて時流に逆らい、全て映画館で見たものに限定で。 その前に特別賞を。オタール・イオセリアーニの全作品。理由はここに記すまでもないだろう。 まずは新…

よいお年を!

あっという間に一年経った。今年は通常業務(大学の講義、映画祭の審査、その他チラシ原稿など)をこなしつつ、講演二本(ロジエ、モンテイロ)と原稿四本(ロジエ、ルイズ・ブルックス、野田真吉、大江崇允)が立て続けに入ったので、めっちゃ忙しくて死ぬ…

Happy New Year !

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 早速2022年のベストテンを。今回もあえて時流に逆らい、スクリーンで見たもの限定で。 その前に特別賞を。 青山真治、ジャン=リュック・ゴダール、ジャン=マリー・ストローブの全作品。 理…

よいお年を!

大晦日なので一年を振り返る。春に自分の映画人生において大きな存在であった青山さんが急逝してしまったので、「中央評論」に書くつもりで準備していたカラックス論を止めて、弔い合戦のつもりで急遽、青山論を書くためにGW中ずっとホテルでカンヅメをし脱…

映画史入門

サイレント映画を扱った最初の6回分をプレイリストにまとめました。トーキー以後は著作権に引っかかる抜粋が多いので公開できません(笑)。 https://youtube.com/playlist?list=PLxka0Hr_aKdvjmY-LoUML1prcE4a6GrNI

RIP SA

青山真治(1964-2022)による世界映画ベストテン(2012) 素晴らしき放浪者秘められた過去ファウスト(1926)ゴダールのマリア大砂塵キラー・エリートラヴ・ストリームス殘菊物語太陽は光り輝く現金に手を出すな https://www2.bfi.org.uk/films-tv-people/si…

Happy New Year !

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 早速2021年のベストテンを。今回もあえて時流に逆らい、なるべくスクリーンで見たもの中心に(ヤマガタの上映作品は例外とする)。 まずは新作映画ベスト。先達に敬意を表し、生年順。 『ボス…

よいお年を!

大晦日なので一年を振り返る。去年苦労して作った講義動画の「貯金」のおかげで、今年はかなり時間に余裕ができるはずだったのだが、聞き返してみると、講義が後半に進むにしたがって、蓄積されていった疲労のために編集が粗くなり長尺化する回が増えていっ…

適切な距離

(以下に読まれるのは、2011年6月3日に行われた「映芸シネマテーク vol.9」のレポートとともに映画芸術DIARYに掲載された大江崇允『適切な距離』の作品評である。現在、このサイトがアクセスできない状態になっているために、ここに再掲する。なお初出時のタ…

Happy New Year !

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。早速2020年のベストテンを。今回もあえてスクリーンで見たものに限定。コロナ禍のために劇場に行く回数もめっきり減ったため、当初はそれも難しいかと思われたが、実際に選んでみると公開作だ…

よいお年を!

大晦日なので一年を振り返る。今年は御多分に洩れずコロナ禍のためにリモートワークを強いられたが、これがやってみると意外に自分のライフスタイルには適していたのだった。とはいえ、前期は慣れない遠隔授業のための教材づくりに忙殺され(給料三倍もらわ…

アルベール・セラの演出のもとに職業俳優及び非職業俳優によって演じられたマルキ・ド・サドの思想と文学

『リベルテ』(アルベール・セラ) これまで何人もの映画作家がサド侯爵の文学(パゾリーニ、神代)あるいはその生涯(カウフマン、ジャコー)の映像化に挑戦し、その都度、玉砕してきた歴史を見る限り、映画にとってサドは鬼門に思える。原作者としてクレジ…

Happy New Year !

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 早速2019年のベストテンを。去年のようにネット配信で見たものも含めることにしようかと初めは思ったが、劇場で見たものだけでも結構な候補作が挙がってきたので、今年は再びスクリーンで見た…

よいお年を!

大晦日なので一年を振り返る。と言っても特筆すべきことは何もなく、変化といえば、去年よりは仕事が楽になり時間の余裕ができたので、映画を見る本数が増えたことくらいか。子供もすくすく成長し、こちらもほぼ毎日、iPhoneで親バカ動画ばかり撮っている(…

現代映画論

概要は例年通りです。 http://hj3s-kzu.hatenablog.com/entry/20120926 教室は2E-101です。 授業スケジュールを若干変えたので以下に挙げておきます。1. ガイダンス/アンドレ・バザンと作家政策2. ヌーヴェル・ヴァーグ3. ネオレアリズモ以後のイタリア映画…

映画史入門

概要は例年通りです。 http://hj3s-kzu.hatenablog.com/entry/2018/04/11/000002

Happy New Year !

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。それでは早速2018年のベストテンを。例年だと新作、旧作ともにスクリーンで見たものに限定していたのだが、今年からルールを変更してネット配信で見たものも含めることに。理由はオーソン・ウ…

よいお年を!

大晦日なので一年を振り返る。今年は前半に突如、一時的な失語状態(意識ははっきりしているのに声が出ない)に陥り、数年前の交通事故のこともあり、検査のため緊急入院したが、結局、どこも異常はなく、原因不明のまま、翌日退院させられた(笑)というの…

現代映画論

概要は例年通りです。 http://hj3s-kzu.hatenablog.com/entry/20120926 教室は2E-101です。 授業スケジュールを若干変えたので以下に挙げておきます。1. ガイダンス/アンドレ・バザンと作家政策2. ヌーヴェル・ヴァーグ3. ネオレアリズモ以後のイタリア映画…

映画史入門

今年も東海大学文芸創作科(湘南校舎)で「映画史入門」を講義します。授業時間、スケジュールに若干変更があるので、改めて概要を掲載します。毎回、テーマに関連する映画を一本見てから講義をします。 教室は2E-101。 【基本事項】授業科目名:映画史入門…

Happy New Year !

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 それでは早速2017年のベストテンを。新作、旧作ともにスクリーンで見たものに限定。 その前に特別賞を。 『夏の娘たち ひめごと』(堀禎一) ここ数年来、次々と巨匠たちが亡くなっていったが…

よいお年を!

大晦日なので一年を振り返る。映画批評家としては、年末に出た『映画を撮った35の言葉たち』(フィルムアート社)に参加した。このうち私はルビッチ、マキノ、ストローブ=ユイレを担当した(しかしすごい組み合わせだ)。原稿依頼を受けたのがちょうど映画…

現代映画論

概要は例年通りです。教室は2E-101に変更になりました。http://hj3s-kzu.hatenablog.com/entry/20130925

映画史入門

概要は例年通りです。 ※なお今年は教室が14-305に変わったのでご注意を。 http://hj3s-kzu.hatenablog.com/entry/2013/04/10/000000

Happy New Year !

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 それでは早速2016年のベストテンを。新作、旧作ともにスクリーンで見たものに限定。 その前に特別賞を。 『Take Me Home』(アッバス・キアロスタミ) 昨年のオリヴェイラに引き続き、今年は…

よいお年を!

大晦日なので一年を振り返る。今年は二月にシネ砦の公開座談会(https://youtu.be/A0UAjSfvVJ4)で話したくらいで、公には何もしていない(笑)。あとはまだ発表されてないけど、ヴェキアリに新田さんとインタビューしたくらい。その他は大好きなイオセリア…

現代映画論

概要は例年通りです。 教室は2E-102に変更になりました。 hj3s-kzu.hatenablog.com

映画史入門

概要は例年通りです。http://hj3s-kzu.hatenablog.com/entry/2014/04/09/002542

Happy New Year !

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 それでは早速2015年のベストテンを。新作、旧作ともにスクリーンで見たものに限定。 その前に特別賞を。 『アンジェリカの微笑み』(マノエル・ド・オリヴェイラ) オリヴェイラの新作がもう…

よいお年を!

大晦日なので一年を振り返る。今年はシネマキネマでゴダールについて語った以外はほとんど何もしていない(笑)。昨年「シネ砦」のために書いたルビッチ論は、こちらの都合で「中央評論」に掲載させてもらった。代わりに前者にはヴィゴ論を書くことを約束し…